「世を去らん」マタイ受難曲より O Haupt voll Blut und Wunden


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「世を去らん」マタイ受難曲 BWV244 より O Haupt voll Blut und Wunden

「受難のコラール」(おお、血と涙にまみれ御頭よ、O Haupt voll Blut und Wunden)

ベルナール(1090-1153)が、「十字架にかかり苦しむキリストの体への詩と祈り」をラテン語でつくった。その中の第七部「御頭への祈り」をパウル・ゲルハルト(1607-1676)が1656年、「血しおしたたる」とドイツ語に訳し讃美歌とした受難コラール。

バッハ(1685-1750)は、マタイ受難曲でテーマを使っている。このテーマは転調で5回以上使用されている。
日本では、由木康による意訳された歌詞が「血しおしたたる」として、讃美歌 (1954年版)に収録された。
さらに、神山友昭により「世を去らん」という讃美歌になった。

場面と意味について

15.(21) コラール「われを知り給え、わが守り手よ」(合唱)
17.(23) コラール「われはここなる汝の身許に留まらん」(合唱)
54.(63) コラール「おお、血と涙にまみれし御頭」
62.(72) コラール「いつの日かわれ去り逝くとき」(合唱)イエスの死の後の場面。



 



1.
O Haupt voll Blut und Wunden,
Voll Schmerz und voller Hohn,
O Haupt, zum Spott gebunden
Mit einer Dornenkron’,
O Haupt, sonst schön gezieret
Mit höchster Ehr’ und Zier,
Jetzt aber höchst schimpfieret:
Gegrüßet sei’st du mir!
2.
Du edles Angesichte,
Davor sonst schrickt und scheut
Das große Weltgewichte,
Wie bist du so bespeit!
Wie bist du so erbleichet!
Wer hat dein Augenlicht,
Dem sonst kein Licht nicht gleichet,
So schändlich zugericht’t?

1, おお、血にまみれ、傷つきし、痛みとあざけりを受けし主の御頭。  おお、いばらの冠をかぶらせられし嘲笑の御頭。  おお、本来ならば最高の栄光と誉れで飾られるべき御頭。  しかし今、最も名誉を傷つけられし御頭を仰ぎ見る。 2, 主よ。なんと恐怖に満ちた気高き御顔よ。  偉大な支配者であるあなたが、つばきをかけられるとは。  なんと青ざめた御顔。誰が御目の輝きを消し去り、  辱しめ、痛めつけるのか。

 

プロフィール

nishikunn
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☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ