白馬大池「チングルマ」と「船越の頭」坂の上の雲


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白馬大池「チングルマ」と「船越の頭」(2612m)坂の上の雲

2024年(令和6年)梅雨明けの候、炎暑お見舞い申し上げます。

梅雨空け10日の夏山「お花畑」へ。白馬大池は何度か。1回目は、9月中旬、雨にさらされ寒かった。前回は、9月中旬だったが、暑かったな。そして、今回はベストシーズン。
道の駅「小谷村」で、小休止。朝方、蓮華温泉登山口に入る。駐車場は、まだ空きがあった。ここは、トイレがあるし。野天温泉も入れる。朝早い出発で、体力の消耗をおさえる。「天狗の庭」まで2時間。そこから1時間20分で白馬大池。3時間20分、ほぼ標準タイム。そこから、雷鳥坂を経て、船越の頭へ。稜線沿いの道だが、ペースがあがらない。天気がよすぎた。登り始めから4時間30分で、目標の「船越の頭」。やはり大迫力の絶景。司馬遼太郎「坂の上の雲」のシーンが思い出される。そろそろ5時間。日帰りの時間や体力の限界に近づいた。小蓮華山へ行けるかどうか。登り返し小蓮華山のコルからの登りで太ももが攣りそうになった。ザックの荷物は相当入っていてそれも関係したかな。ツールを2つ使用し、少し休むとおさまった。塩分チャージタブレットとアクエリアス。ペットボトル500mlを4本持っていったが、船越の頭までで3本使った。無理をせず下山開始。雷鳥坂で団体さんが留まっている。ハイマツの木のかげにライチョウをみつけたと。親子の番だが、隠れるのが上手で。写真がうまく撮れない。雷鳥なので、晴れている時は出てこないだろう。白馬大池山荘で冷たい缶コーラとミネラルウォーターを調達。山価格であるが、水は大切。下りで2本はいるだろうから。白馬大池は神秘的。標高2300mで大きな湖沼。オオサンショウウオがいる。栂池方面への分岐で白馬乗鞍岳のゴロゴロ岩を下山する人がいる。さて、体力を残して。よく晴れて暑く、朝は日陰なところも日中は日が差すところがある。14時頃からガスが出て風が涼しくなった。「天狗の庭」まで1時間、そこから100分。多少長かったが無事、下山。手を使って攀じ登るところや「梯子」があるが、難しいところはない。

ルート:「蓮華温泉」 天狗の庭 ⇔ 白馬大池 ⇔ 雷鳥坂 ⇔「船越の頭」⇔ 小蓮華山のコル 標高差 1137m 登り 5時間 下り 3時間40分 34746歩 12.6km

6:30 蓮華温泉(1475m)→ 標示1km(1651m)残り4km 7:07 → 標示1.4km(1751m)残り3.6km 7:22 → 標示2km(1952m)残り3km 7:51
天狗の庭(2093m)8:18 → 白馬大池(2379m)9:48 → 雷鳥坂 10:34→ 船越の頭(2612m)11:07 → コル(鞍部)11:36

船越の頭(2612m)12:00 → 雷鳥坂 12:14 → 白馬大池山荘(2379m)12:56~13:18 → 天狗の庭(2093m)14:24 →
標示3km(1952m)残り2km 14:46 → 標示3.6km(1751m)残り1.4km 15:11 → 標示4km(1651m)残り1km 15:26 → 蓮華温泉(1475m)16:00

 

船越の頭(標高 2612m)

小蓮華山から三国境経由で二股に分かれる。左 白馬岳 右 雪倉岳

小蓮華山のコルから「船越の頭」の稜線。

登山口「蓮華温泉」1475m 高原で涼しい。

「天狗の庭」(2093m)樹林帯を抜けて開けたところ。カラマツなどの林が。雪倉岳など一望。

梯子を過ぎてから30分は歩いたな。ようやく白馬大池へ。

雪渓がまだ残っている。これはハート?

お花畑。チングルマの大群落。本州でも北アルプスや東北でみられる。

イワカガミも色がきれい。他にイワウチワ群落もある。

高山植物の女王「コマクサ」 低い草木が生えないような、厳しい砂礫にへばりついて植生する。岩の水分だけで生きぬき、健気で可憐な花。ちなみに毒性がある。

これからチングルマが咲くというのに、一部、ワタゲ(穂花)となっている。

雷鳥坂から白馬大池

今回は、小蓮華山へ進めたのがよかった。次回は、山荘に宿泊し、白馬岳かな。3時間歩かないとたどり着けないところだが、その価値がある。

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ