王滝里宮《御嶽古道》苔からしみでる御神水


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御嶽神社王滝里宮《御嶽古道》1782 年普覚行者が王滝口を開く

苔の岩盤から滲み出るいのちの水

「御嶽山」は、三霊山(富士山、白山または立山、そして御嶽山)の一つである。文武天皇の御代大宝2年(702年)信濃国司の高根道基により頂上奥社が創建された。御祭神 国常立尊(くにのとこたちのみこと)大己貴命(おおむなちのみこと)少彦名命(すくなひこなのみこと)

三合目の「清滝」で百日の精進潔斎を修めたものが頂上への登拝が許された。江戸時代、天明二年(1782年)覚明行者が黒沢口を開いた。また、寛政四年(1792)普寛行者が王滝口を開いた。これにより、軽度の精進潔斎で登拝できるようになった。1891年(明治24年) ウォルター・ウェストンが登頂し、一般が登山できるようになった。

その信仰「御嶽講」は、法螺貝、白装束を身に着け、瀧行し、登拝する。登山道には、死後の魂が御嶽山に還るよう祈願した「霊神碑」がありその数は20000とも。御嶽神社は多くあるが、王滝口一合目に「里宮」がある。御嶽古道は、行人橋を起点に王滝口と黒澤口がある。

451の石段。樹齢500年のヒノキ科、椹(サワラ)が林立する。「龍の口龍神」そして、登りきったところに岩屋が。
立岩からしみ出る御神水。古人の智慧は素晴らしい。

 

 

 

秘境 心細くなりそう 雨や雪の日は注意。神々しい そして白木が。あれは御柱か。

「龍の口龍神」

この一滴からしたたる水が奇跡。御嶽山は凄い。

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ