宝の山「会津磐梯山(1816m)」霧氷

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磐梯山は会津富士や会津磐梯山とも親しまれている百名山。山域は、主峰の大磐梯(1816m)、小磐梯(大噴火で山体崩壊)赤埴山(1430m)と櫛ヶ峰(1636m)。磐梯高原を含め磐梯朝日国立公園に属している。
民謡「会津磐梯山」に登場。正しくは、正調会津磐梯山「玄如節」が盆踊り節として転用されたもので歌詞が162番まであるとか。1953年、美空ひばりでリリースされたが、もっと古いのは、蓄音機時代の1934年(昭和9年)に小唄勝太郎が歌ったもの。
歌詞に出てくる「宝の山」笹に黄金が成り下がるとある。ある年、飢饉にみまわれたが、笹の実が咲いた事で、飢えをしのいだ。笹の実は数十年に一度しか咲かない奇跡の花。また、大塩裏磐梯温泉は弘法大師の祈祷により岩泉が割れ、塩がとれた。これを山塩といい、地域の重要な産物でもある。
磐梯山は、表磐梯の猪苗代湖からみると、きれいなかたちをしていて双耳峰にも見えるが、実は山体崩壊し、カルデラができたのだ。古くは「いわはしやま」で「天に掛かる岩の梯子」の意味である。1888年(明治21年)7月15日、磐梯山の大噴火で大小300ほどの湖沼が形成された。檜原湖、秋元湖、五色沼などが風光明媚をつくりだした。そして、東北の紅葉は短い。10日ほどか2週間足らず。落葉松の森も一部あるが、主にブナの森である。
八方台登山口(1194m)山頂(1816m) 標高差 622m 距離3.5km×2=7㎞ 往き 標準 2時間15分 1時間57分 帰り 標準 90分 1時間46分
八方台 10時13分 中の湯 10時36分 弘法清水(1630m) 11時44分 岡部小屋 12時9分 山頂 12時10分
岡部小屋 12時20分 弘法清水 12時46分 中の湯 13時44分 八方台 14時6分
登山口の八方台の見事な紅葉。磐梯山の山頂が冠雪した。積雪かどうかは「霧氷」。自然からの贈り物にありがとうを。天気は寒気が下りて来て、曇りで晴れる事はなかった。
登山道の整備に感謝。1か所、鎖場、ロープあり。比較的新しい。最初はブナの森を歩く。中の湯分岐は、温泉の跡地。冷泉らしく、足湯くらいならできるかもしれない。そこから、本格的な登山道になったが危険な箇所はない。登り切ったあたりに遠望できる檜原湖の絶景。その後、尾根沿いの道を下る。鎖場あたりから何となく再び登りに。弘法清水には立派な小屋が。周回でき、火口壁もみられる。山頂へは30分ほど。北西の風のあたる斜面の木々の枝に氷がついている。幻想的な絶景。そのうちに、岡部小屋に着いた。あっけない。すぐ上が山頂。祠があり、手をあわせた。無事に来られた事。
クマ情報について:八方台登山口はゴールドラインを通るが、周辺でクマ目撃情報があった。特に、車と衝突したというが、それが午後1時頃。日中でも出没する。少しドキドキしながら、早い目に通り過ぎる事。
プロフィール
- ☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー ピアノテクニシャン なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ
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