白糸の瀧 音止の瀧【世界文化遺産】


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白糸の瀧 音止の瀧 【世界文化遺産】2013年6月22日に「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一つとして世界文化遺産(日本の文化遺産としては13箇所目)に登録された。

日本三大名瀑 那智滝、華厳滝 白糸の滝 とされている。(※、三つ目は 他のいずれかが入る場合がある)

普段 滝は 上流から流れる川が 滝壺に流れおちるのだが、白糸の滝は 富士山の伏流水が沁みだしたいわゆる 自然の芸術品。溶岩の割れ目から、白い絹糸のように流れる。高さは20m、幅は200m。気温は13℃ 流量は一定である。そして、常に虹が出る「七色の滝」。見る角度、時間、季節により虹の出方が刻々と変わる。白糸の滝のすぐ上には岩窟があり「お鬢水」が湧いている。このお鬢水で源頼朝は髪のほつれを直したと伝えられている。

素晴らしい光景 源頼朝は詠んでいる。
「この上にいかなる姫やおはすらん おだまき流す白糸の滝」

もうひとつ、隣に「音止めの瀧」がある。かつて源頼朝が挙行した富士の巻狩りの際に、曾我祐成・時致兄弟が父の仇である工藤祐経を討とうとした、その密議をしていたが滝の轟音で話が聞き取れない、そこで神に念じたところ、たちどころに滝の音が止んだという伝説がある。音止の滝の東側に、「曾我の隠れ岩」がある。

名所であり「富士宮やきそば」などの売店も多くある。「世界文化遺産」に登録され、一帯は観光に向け整備された。朝霧高原への岐路、あえて信号をもうけず「ロータリー」にして ゆるやかな通行にしている。

 

 

厳磐叢神社(ゆついわむら神社)【ご祭神】天照大御神(あまてらすおおみかみ)磐長媛尊(いわながひめのみこと)を祀る。

滝の大きさがわかるだろうか。左手に見えるのが さきほどの神社

滝見の場所からのぞむ。夏、紅葉の時期は 多くの観光客でにぎわう。

見る方向によって、虹の出方が変わる。ボランティアの観光ガイドさんと話をする。この場所でみるといいよと教えてくれた。いろいろと研究熱心なガイドさんであった。

私たち人間には寒いのだが 実は「カモ」が気持ちよさそうに泳いでいる・・・ それも たくさん。驚きの光景であった。

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ