浅間山の朝(軽井沢)
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浅間山の朝(軽井沢)
軽井沢の朝は、浅間山(標高2568m)をみることから。硫黄岳のような爆裂火口のイメージではない。円錐型の山でもない。それは、浅間山だからこその山容だ。こんもり盛り上がったきれいな褐色に見える砂山。私は、浅間山の山容が好きだ。冬山は薄っすらと雪の被った「ショコラ」とも呼ばれ親しまれている。
第一外輪山、黒斑山(くろふやま)、第ニ外輪山、前掛山(まえかけやま)、他に牙山、鋸山、子浅間山や浅間隠山などたくさんの峰から成り立っている。
浅間ハイランドパーク(群馬県吾妻郡嬬恋村)の朝はすがすがしい。気温は14度、池から霧がたっていた。朝霧が湧きたつ光景がいいな。
その後、二度上峠へ(群馬県吾妻郡長野原町と高崎市の境界)浅間隠山の登山口。広大な浅間高原を俯瞰し肌で感じる。木曽高原も広いが質が違う。
カラマツの自然林が多い。秋は黄金色に輝くであろう。
少しいくと鬼押し出し園(群馬県吾妻郡嬬恋村)がある。1783年(天明3年)におきた浅間山の噴火の際に流れ出た溶岩(鬼押溶岩流)を見ることができる公園。
1951年7月1日、営業を開始した。溶岩の芸術と浅間山の噴火からの歴史に触れることができる。
浅間山は 有史以来噴火を続けている火山。
685年(天武天皇14年)奈良時代に噴火した。「日本書紀」の記録にある。
1108年(天仁元年)前掛山が噴火。
1783年(天明3年)「天明の噴火」で1600人以上の死者を出した。また、凶作になり 天明の大飢饉をひきおこしたとされる。
1983年(昭和58年)爆発で降灰。
2015年(平成27年)6月 小規模噴火 火山警戒レベル1から2に引き上げられた。その後は、時々噴煙をあげる浅間山を見ることができたが 小康状態になった。
2018年(平成30年)8月 火山警戒レベルを2から1に引き下げた。
プロフィール
- ☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー ピアノテクニシャン なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ
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