「青龍妙音弁財天」西園寺
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「青龍妙音弁財天」
洛北の高野川(たかのがわ)と賀茂川の合流「鴨川デルタ」には「出町柳」がある。出町は、西側の河原町今出川周辺、柳は東側の田中上柳町周辺を指す。出町柳から西側の商店街の入口にある「妙音弁財天」。京都御所にある白雲神社(しらくも)。西園寺家の鎮守で祭神が、妙音弁財天。立命館大学の発祥地でもある。
1306年(嘉元4年)、琵琶演奏の名家とされる西園寺家が鎌倉時代、皇室に持参した念持仏で、後に伏見宮家の始祖・栄仁(よしひと)親王へ伝えられ伏見御所に祀られるように江戸時代14代・貞建(さだたけ)親王の時代、宮家の移転により河原町今出川下る東側に遷座、その後明治時代、東京の宮邸へ移される。1901年(明治34年)、地元の請願により現在地に祀られた。都の水を守っている。
音楽の神様
妙音弁財天 琵琶を弾く女神。音楽、あるいは芸能の神様。大日経では、音楽神である弁財天を「妙音天」という。琵琶を持って音楽を奏でている。琵琶の家元、伏見宮家の守護神。財宝の神様 ・ 七福神の一人でもある。弁財天は、豊かな実りをもたらす、富と繁栄の神様。鎌倉時代に音楽の神様として信仰されるようになってから2本の手になった。
弁財天はインドの神様で仏教の守護神(仏様)で妙音弁財天の正面には鳥居がある「お寺」(鈴でなく鉦を鳴らし拝みます。線香台がある)。ただし、弁財天は、仏教と神道が混合した形でまつられている。
出町七不思議の1つ・蛇の絵馬
弁財天の使いは白蛇で。妙音弁財天の拝殿には、たくさんの蛇の絵の額(絵馬)が飾られている。古い絵馬は、蛇やインドの神様を描いたものがある。
宝塔 弘法大師
鎌倉時代の絹本着色「青龍妙音弁財天画像」を安置。空海の筆による本尊とされ、厨子内には御前立として50cmの弁財天が祀られている。
プロフィール
- ☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー ピアノテクニシャン なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ
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