「視覚障がい者福祉協会」交流会に出演


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「視覚障がい者福祉協会」交流会に出演しました。

当県は、緊急事態宣言は発出されていませんが、会場貸出の利用がほとんどない状態で、大きめの会場が選ばれました。
200名以上が入ります。講演会だけでなく、舞台前の天井が高く音響効果が設定されているので 小音楽会なども利用できると思います。

この会場は、毎年1月末(2007年頃ヵらは少なくとも)私が副会長をつとめる、市ボランティアサークル連絡協議会と社会福祉協議会が共催する「ボランティア体験まつり」で
1000人もの動員する一大イベントでした。ソーシャルディスタンスが確保できないので、今回は、早々と中止が決まりました。
よくこの響きを知っていますが、今回は「視覚障がい者福祉協会」交流会に出演

介助サービスのサポートで来場できた方もいれば、自力で迷いながらも会場に到着した方(中央の、車椅子の女性)もおられます。来ていただきありがとうございます。

昼間は日差しがあり、暖かくなりました。風が強かったです。終始和やかな雰囲気でした。私のアコーディオンは、前半20分と後半20分でした。
時には、近くに寄り添って練り歩きながらのアコーディオンです。終わった後は、「アコーディオンを持ってみたい」と体験の要望もあり、応えました。
左と右ベルトを肩でかつぐ感じなると、多少重さは軽減できるでしょうが、まず、その楽器を持ち上げることができないと、皆様笑ってましたが・・・
そうなんです。軽いとはいえない。でも、私のアコーディオンは、4列の大型のハーモニカが左手のベース部分にリードとして格納され、スイッチで切り替えしヴァリエーションある音色(クラリネット、バンドネオン、フルート、ヴァイオリン、ピッコロなど)を瞬時に音が出せるのです。

質問がありました。アコーディオンをどれくらいやっていますか?
2003年前後ですと。父の見舞いに、五木ひろしの曲を聴かせられたらと。ピアノはどこへでもさっと持っていける楽器ではありません・・・
練習しますが、それがなかなか難しくって。右手は、弾くとき、真下の親指しか見えません。つまり、鍵盤の間隔をイメージして音を出すのです。
左手のベース、ソロは、奥底にあるところを探りながら音を出すのです。120あるベースボタンの4列は、コードで2列はソロ。同じ色で配列。
もちろん、目安になるボタンは3つくらいあります。真ん中のCや上のEや下のA♭。それ以外は、完全に手探りです。私は、一年目から2005年のアコーディオンコンクールに出るため特訓しましたが、それはその曲が弾けるためであり、ある程度できるためには、2-3年かかりました。それが、ある時から自然とできるようになったのです。

彼は、中学生。目が見えません。小さい時にピアノをやっていたそうで。初めてのアコーディオンですが、ド、レ、ミ ・・・音階を右に、左に一つ一つ鳴らせていたのが素晴らしいと思いました。14㎏もあるアコーディオンを間近に、その音色や音のダイナミックさ、蛇腹のコントロールに驚いていました。

こちらこそ、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ