熊本地震 4/14(木)21:26 4/16(土)1:25 気になる事


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4月14日(木)21時26分 突然 緊急地震速報 タブレットの音が鳴り響く。あわててテレビをつけニュースをみる。九州 熊本地方 ・・・ 震度7です。驚いてしまった。予測不能の 震度で まさかである。次に 大丈夫なのだろうか? 火を消して 安全なところに逃げてほしい。津波はないのか。
確かに 大きい地震で その後の余震も 頻繁に起きていて それが震度6という。車で逃げる人もいるだろう。電車がとまっているので。とにかく安全なところへ。道が寸断されていないところを。渋滞するのなら バイクでも自転車でもかまわない。より遠くに。しかし 余震がたびたび起こっており 車中で一夜を過ごす人が多いのは理解できます。

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津波はなかった。ほっとした。震源が内陸だったようだ。何故 震度7になったのかは 活断層が起因しているようだ。阪神淡路震災の時は 震度6クラスの余震は少なかったように思われる。東日本大震災はマグニチュード9クラス。今も小規模な揺れがあり 時々震度5弱前後の地震が起きている。

ここで 大事な事が。この時 一般的に 「前震とは思わなかった」のだろう。少し安心していたところがあったのかもしれない。メディアでも 新たな地震の起きる可能性についての報道はあったが、地震速報が中心で 目立たなかった。これ以降は、あくまで「余震という見解」がほとんどだった。

ツイッター等 ソーシャルメディアでは 「余震の感覚が短くなっている 揺れがおさまらない」などのポストがあったのだ・・・ メディアは どう捉えるのか 考えていきたい。

私たちは テレビという 視覚 聴覚に頼るメディアをみると あたかも 濃い内容のように思えてくる。
新聞は発行され印刷された文字や写真を見ることでイメージが高まり 理解できるもの。(記者が取材を通して)一方 ラジオは 音声のみであるが 重要なメディアで 物事の本質を声で伝えているメディアである。

4月16日(土)午前1時25分 緊急地震速報が鳴り響く 今度はどこで。九州のようだ。しかし 違っていた。400km離れている こちらでも 下からぐわーんとゆっくり横揺れを感じたのだ。かなり長い時間 3分ほど揺れていたと思う。さっきの地震より規模が大きい。が震源の震度は6強→(後に震度7に修正)だった。が 距離にして 東北まで1000km近く 震度1で伝わったことがわかる。すさまじいエネルギーが大地とともにおこった。

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ソーシャルメディアが メディアと張り合うくらいに影響をあたえるご時世。機関と 個人 それを結ぶのが メディアとするならば それが個別のものであるのでなく 接点を結ぶものであってほしいと願う。そして 現場の意見を反映し 何故 そのメッセージが起きているのか 機関はそれを敏感に感じとらなければならないと確信した。

本震から72時間が過ぎようとしています。人命救助を第一に 精一杯の活動の 警察 自衛隊 職員 要員 に感謝します。現在「益城町役場」は機能していません。

他の市町村はぎりぎりのところで、熊本市の大西市長をはじめ 奔走に頭が下がります・・・
対応するスタッフは自分も被災者で大変。スタッフ 職員に向かって「不満」を言う人がいるよう。要望も大切なのだが伝え方。心ひとつ、気持ちひとつ、ソフトにできるとよいのでは。
皆(終息することを願って)同じ気持ちなのだから・・・

気になるのが、外国人観光客へのケア、困っている方に ツーリストインフォメーションを紹介してあげるといいでしょう。東京 福岡 他 近隣の都市には機能を果たせる事務所が、また街にもそれに準ずる機能があります。03-3201-3331 [TIS]Tourist Information Offices
[English]http://www.jnto.go.jp/eng/arrange/travel/guide/voffice.php

私は 何ができるか 募金を考えたのですが 「YAHOO!ネット募金」なら ポイントを募金に使えるようです。少しづつでも 集まれば かたちになる・・・

こんな事は書きたくないのですが 実は 前回 「東日本大震災」の時に ○○社への募金が 配分されていない問題があった。YAHOO!ネット募金の方法がベターだと思い参画を思い立ったのでした。

私は 東日本大震災の時は 災害ボランティアに行きました。また、佐用町の水害では 現地に アルファ米を対策本部に直接 差出しました。他のボランティアはできませんでしたが、何か役にたてばと。
たくさんの方が知恵を出し 平和におさまるようつとめています。

そして 不安を煽る事は避けねばならない。被害がこれ以上 多くなること 誰もが願っていないでしょう。
風評被害は まして 何の被害のなかったところまで 影響がでている。すでに 観光客が 1000件キャンセルが出た。出たのは仕方がないとして これ以上 風評被害を拡大させない事に 努めなければならない。もちろん 二次災害は 起きてほしくはないです。

そして 「気になる事」 熊本県をはじめ 「大分県」湯布院 等 避難所にあがってこない場所の 食事等の情報はどのようになっているのか。基本的に 多少窮屈でも 避難所 または 避難所の近くにいることが 福利厚生を受けやすくなるので、とどまってほしいと思うが。被災者は どこに行けば ガソリンが入れられるのか 水が手に入るのか 食糧があるのか 情報がほしいという事。

サランラップ ビニール袋 新聞紙 は役に立つ。サランラップ おにぎりになる。紙皿はいらない。
ビニール袋は 水を運べる。 新聞紙は 寒さよけに
また 猫砂(消臭)と合わせてちぎった新聞紙を ポリタンク箱にいれておけば簡易トイレになる・・・

災害というのは 人生を一変させる。平穏な日々を送っている人間を 文化のレベルでなく 自然の力で押し流してしまう。毎日の天気 陽がのぼり月が出る。自然が当たり前でなく恵みをもたらしている一方、自然の脅威に私たちは何をすべきだろうか。

今の時代は世知辛いものとなった。今は、クレーム=ネット拡散→炎上 これは極端すぎるのではないでしょうか。クレームなら 会社に言えばいいのではないか。何もツィッターで広げなくても。

もちろん 隠せばよいというものではないが。「ぶちあげ」これでは 企業側もやってられない。
個人的な事まで ソーシャルにする社会はゆがんでいる・・・

ツィッター等のデマ・拡散で振り回される社会はいかがなものか。企業や報道団体にお仕事を任せてはどうだろうか。そうしないと 企業が責任を持たなかったり 報道機関が取材をしなくなるばかりか 撤収してしまい 肝心の伝えたいことがメディアを通さなくなると思う。この熊本地震の 被災者の様子を定期的に静かにみまもり 取材する記者もいるのです。単なるレポーターではない。

【追伸】
ちょっとした情報を耳にした。この震災は、「東日本大震災クラスの地震」で 支援してほしいという。騒いでいるというもの。

ボランティアはすぐに受けつけなかった。それから 企業誘致には 「地震が110年間なかった」という謳い文句。これには 可笑しいと気づくだろう。自治体ももうちょっと伝え方があるだろう。さらに 東日本大震災の 宮城・岩手県のがれき(福島県は県外に瓦礫の処理をお願いしていないのです)の瓦礫処理を断った事。まあ、遠くまで運ぶのも大変かもしれないが。1000年に一度の危機的状況にある津波等の被害、東北の20年分に相当する瓦礫を 安全検査を通して都道府県が処理するのは 強制的ではないものの 問題がなければ するべきだと思いますが。

津波はなかった。犠牲者の数 規模が違いすぎる。数が問題でないが。2万人以上の死者・行方不明者の大災害と 一地方のみ100名程度の犠牲者 もちろん 被災 倒壊した住宅は 仮説住宅等補充してやらねばならない。自立できるまで たすけてやりたい。

こんな事言いたくないけど 東北の方は辛抱強かった。気遣いが素晴らしかった。ボランティアに来ても 雨に濡れないように、無理しないでね とか 一言声をかけてくれた。そして、愚痴もこぼさず 普通の会話をしてくれたよ。被災地を訪れると 町の代表のように 見送ってくださる。東北の方はね 熊本の事、心配している。それが人というもの。教訓を生かすことが 問われている・・・

他方からは いい話を聞かないので ボランティアに行く人が減るのは 仕方のないことなのかも。ボランティアを こきつかいする等 やってもらって当然みたいな考えのところには ボランティアは集まらないと思う。

まだ 余震が続いている。雨が強く降る九州。今 訪問しても ボランティアの受け入れができてないところではどうすることもできない・・・ 「何をしに来たんだね」と言われるのが辛い。それでも 訪問して 自分のできる事がしたいという方には ほんとうに頭の下がる思いだ。地元の職員 大変だと思う。休みながら 体を気をつけてくださいね。被災者の事を考えると 1日でもはやくおさまってくれることを願っている。

また 気になる事が 「熊本城の 修復に354億円の税金が・・・ 見積もりの10倍に」。
加藤清正 細川氏等 歴史由緒あるシンボルであることは間違いないのだが。
お城にお金を出せば 避難所に避難されている方の「三度の飯に困らない」とは別でしょう。現に 私の県からもボランティアバスが出て 今 熊本に向かっている。倒壊した家のかたづけ等をする事になっている。そんな中 城の修復に 多くの税金が投入されるのは どうかと思う。大阪城を参考にしてもらいたい。大阪城は 寄付によって 建造されたのを知っていますか。陸前高田市は クラウドファンディング等で資金を調達している。何か 箍が外れているような気がしてならない。

しかも 見積もりの10倍とは・・・
被災された方の生活を守ってやらねば・・・ それを優先に考えてあげてほしい。

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ