富士見「弘法山」
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神奈川県秦野市 神奈川県西部
藤原氏の縁で 波多野氏がおさめていた。波多野城址がある。
小田急 秦野駅に。バスの神奈川中央交通に聞くと 「震生湖へ行くバスがほとんどなくなった」と聞いた。観光協会でその事をたずねた。近くまで行くバスはあるが そこから15分くらいは歩くようだ。「ハイキングコース」として 歩いてみたらどう?と言ってきた。それもそうだ。
都会的に バスで公園まで行ってというのは相応しくない。この地に 少しでも長くいて体感することの意義の方が大きいのだ。期待はふくらむ。ハイキングなのだから そこそこ楽しめるだろうと。
当初、震生湖(しんせいこ)周辺を目的としていたのだが、ここは 富士山の山頂付近だけがみえるとか。今から90年前 関東大震災の時に 断層ができ せき止められた湖。
冷静に考えてみると 大きな地震が起きて 地殻変動が起きると 湧水が出てくる。中央構造線も 断層もそう。富士山周辺は 大きな地震により隆起したと考えることができる。もちろん 地下水が豊富にある。その山肌の西側が 秦野周辺にあると思う。今回は、富士見「弘法山」富士の裾野までみえるとのことで こちらに決定。
天気はよく 暖かい日和となった。梅は全開。この調子だと 3月下旬までに桜も咲くのでは。駅から 川沿いに向かって 歩きはじめる。途中、「弘法の清水」の標示があり よってみた。
弘法大師がここに立ち寄り 杖を地面にたたくと 水がわき出たと言わしめた場所。もちろん 弘法山は 弘法大師ゆかりの山。入口から1時間弱でたどりついた。
行きは 急段坂コース 帰りは 舗装道路コース ほとんど 時間は変わらない。
登りは 良い運動になる。足を高くあげて歩くと 有酸素運動ができる。
標高235m 展望台近くになると 最後の坂で 勾配がきつい。が 登りきったところに 絶景がひかえていた。360度、素晴らしい眺め。
川沿いから 冬の木々が抜け落ちた山がみえてきた。弘法山
この坂道はきつい。脚力を要求する。睡眠不足もあったから。しかし これくらいでは まだまだ。登れるところまで登って 休憩しながら 登頂をめざす。ハイキングは 楽しくないと つまらないから。
帰り知る、段なし 舗装道路のルートがあった。クリーンセンターからの道。これだと 足には負担が少ない。その分距離は長くなるけど。疲れ方が違う。駐車場もある。
1時間くらい歩くのは 気持ちがよい。風は冷たく感じるけれども。
展望台より 富士山が 今日は山頂の一部が顔を出していて。雲がかかっている。1時間近くこの場にいて 雲がとれるか様子み。弘法山なのだから修行。何度かいかないと 富士晴れは見えないよね。
塔ノ岳がおがめる。
ヘレンケラーの銅像。「あなたのランプの光をもう少し高くかかげて下さい。
見えない人々の行く手を照らすために」 ヘレン・ケラー とある。
プロフィール
- ☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー ピアノテクニシャン なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ
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