奥千本「金峯山寺の蔵王堂」


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吉野は 役行者

金峯山寺の蔵王堂の力を受けた時。センターサークルは 偉大な 底力を備えている。

紅葉 桜が群落しているので 春 秋は 花の宴に 文化財がはえる。

義経の隠れ塔

奥千本に、杉や桜の老樹におおわれて鎮座する古社。祭神は吉野山の地主神、金山毘古命。

中世以降は修験道の修行場で、藤原道長も祈願したと『栄華物語』に記されています。国宝・藤原道長の経筒を収蔵(京都国立博物館に寄託)。境内左の坂道を3分ほど下ると、義経が弁慶らと隠れた義経隠れ塔があります。

金峯山(きんぷせん)とは、吉野山から大峯山山上ヶ岳にかけての連山の総称で、古代より広く知られた聖域でした。白鳳時代(7世紀後半)、金峯山にて修行していた役行者は、金剛蔵王権現を感得されます。この姿を桜の木に刻んで、山上ヶ岳(現・大峯山寺)と吉野山(現・金峯山手蔵王堂)に祀られました。これが金峯山寺の草創と伝えられています。

明治7年(1874)、明治政府により修験道が禁止となって、金峯山寺も廃寺。しかし、12年後の同19年(1886)、寺として復興しました。昭和23年(1948)には、修験道を宗とする「金峯山修験本宗」の開教立宗を宣言。その総本山として今日にいたっています。

金峯山の蔵王堂(本堂)は、天正二十年(1592)に再建された安土桃山時代最大の建築です。檜皮葺き(ひわだぶき)で、高さが34mという巨大な木造建造物。国宝に指定されています。また、堂内には7m余の秘仏本尊・金剛蔵王権現が三体安置されています。

母子堂 金峯神社

金峯山寺の蔵王堂

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ