リードオルガン美術館


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「リードオルガン美術館」それは 八ヶ岳の麓。JR「小海線」の甲斐小泉駅より程近いところにある。(小海線は、普通鉄道の駅としては日本で最高地点にあたる「野辺山」駅がある。標高1,345m)

リードオルガンというと パイプオルガンと似ているようで 非なるものである事がわかる。
リードが ハルモニウムや アコーディオンに似ている。リードは 治金の精度によって メーカーによっても異なる。その演奏法や音色は アコーディオンと似ていて 室内楽的で繊細である。

アコーディオンも リードが内臓されていて 機種による。私の楽器を例にとると、4枚の組み合わせ。レジスターは クラリネット(LOW 1枚) オーボエ(ML) バンドネオン(HML) マスター(HMML)(4枚全てが同時になる)メロディオン(MML)フルート(MM) チャンバー(M) ヴァイオリン(HM) ピッコロ(H)9種類の音を演奏しながら切り替え 表現の多様性を図っている。

さて、リードオルガン美術館は ログハウスの贅沢なつくり 梁が三角形で 教会のようでもある。
真ん中にパイプオルガンがどっしりと構えている。右手にリコーダーがある。主役は、たくさんあるリードオルガン。ミュステル ハルモニウム 100年を超え 今でもまだ鳴らせる楽器があり、原さんのデモ演奏が素晴らしい。感動した。

原さんは 学校の音楽の先生をしていた。一台のリードオルガンが あるきっかけでこの美術館に来ることになったという。「修理して 使えるだろうか」原さんは 楽器を鳴らしてやりたい思いで 買い取り修理をし 鳴らせるようにしてあげた。ここでは、メンテナンスやチェックをし 当時の楽器が鳴らせる 貴重なスペースでもある。また この丸太つくりのログハウスが 絵画(館長の)やアンティークなど楽器を囲んでいる。

コンサートは 定期的に 5月4日(みどりの日)8月11日(山の日)
12月と 行われており コンセプトを持っている。次回は 8月11日(山の日)です。

ところせましと並んだ 珠玉のリードオルガンたち。音が鳴らせます。ぜひ お立ち寄りください。開館は 金 土 日 月 14:00~17:00 (下のは、当時の営業時間のようです)
リードオルガンやリコーダーの教室もされています。(2017年6月現在)

山梨県北杜市長坂町小荒間棒道上1572-41  JR小海線甲斐小泉駅より徒歩15分
開館 金・土・日・月 14:00~17:00 入場料 1000円(美術館HPのクーポンを持参すると割引)

八ヶ岳リードオルガン美術館

ログハウス 夏は涼しく 冬は暖かい。風通しがよく 楽器(木材)にとって 湿度がためられず 経時変化が少なく 楽器にはよい環境だという。

パイプオルガン リコーダー ベビーピアノ

フランス製のリードオルガン。手前は 池袋「ミュンヘン」でお馴染みのアコーディオン奏者 望月真也さん(2016年逝去)が愛好していた人形「もっちゃん」。

ベビーピアノなど 珍しい楽器がある。これは そのひとつ トランクピアノ。

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ