西行と桜山 弘川寺
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「ねかはくは 花のしたにて 春しなん そのきさらきの もちつきのころ」
西行は(1118年~1190年)平安時期末期の武士・僧侶・歌人。
釈迦涅槃の時、2月16日(現在の3月31日)73歳で入寂された。
桜の歌人とも言われ、その歌は2000首に及んだとされる。
弘川寺は、修験道の神様 開祖「役小角」が建て 薬師如来像を 本尊とする。行基 空海もここで修業された。似雲法師は、西行堂を建立した。
弘川寺から 桜山に登る道がある。その丘にたつと 西方浄土がよくみえる。また、東で日が早く昇る事から、信仰の対象になったのだろう。
西行は 吉野の里 天野の里など庵を結び生活した。天野の里では、妻と娘がここで終焉の地となっている。
「雲にまがふ 花の下にて ながむれば 朧に月は 見ゆるなりける」
咲き誇る桜の下から見える月は朧に霞んでみえるよ・・・
私の大好きな春。それともお別れ。こんな山里にも、もうツツジが咲いてきている。椿は花が落ち、ヒメシャガが咲いていた。
プロフィール
- ☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー ピアノテクニシャン なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ
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