沙羅双樹 安楽寺


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沙羅双樹の木 安楽寺

6月は 紫陽花もそうだが 菩提樹や沙羅双樹の咲く頃。
釈迦が涅槃の時に 沙羅双樹が咲いていたという。

丁度よい見ごろとなってきた。また、これから咲く花もある。

ちなみに 沙羅双樹の花(夏椿)は、一日花。一度花が開くと 閉じるのでなく 花そのものが落ちる。
その様は、今日一日を精一杯生きる喩でもある。下に落ちた花は儚い。
無常への情緒感。自然への敬愛がそこにある。

平家物語の冒頭

祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、 盛者必衰の理をあらはす。
奢れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。

 

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ