三尾(紅葉の名所)高雄山寺「神護寺」
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高雄山寺(たかおさんじ)「神護寺」という。1200年を迎える古刹。国宝第2号となった「薬師如来立像」が本尊。左右に日光・月光(がっこう)菩薩立像(重要文化財)と十二神将立像、左右端に四天王立像が安置。その他 国宝多数。その多くは、京都国立博物館に寄託されている。なお、5月と11月は 里帰りし秘宝が公開される。
河内の神願寺(じんがんじ)(※不明)から、本尊がうつされ 合併し「神護寺」となった。天台宗の祖、伝教大師(最澄)と真言宗の祖、弘法大師(空海)が 泰範をめぐり舞台となった。空海の直筆「灌頂暦名」【国宝】をみるとここ神護寺の前身である高雄山寺で最澄が空海により儀式を受けている。そして、泰範。
以前は最澄の弟子であった。空海が泰範に目をかけ灌頂を授けた。その後、最澄らは比叡山に戻るが、泰範が残った。最澄が戻ってくるよう依頼する。
しかし、空海の代筆で 思想の違いから泰範が比叡山に戻ることはないと送った。やがて、二人はそれぞれの道を進む。
空海が、ここで14年間修養し、その後、東寺(教王護国寺)を下賜され、後に高野山金剛峯寺を開山、高野山真言宗総本山とした。
三尾とは、栂尾(とがのお)高山寺 槇尾(まきお) 西明寺 高雄(たかお) 神護寺 を指し、「紅葉の名所」で知られている。
プロフィール
- ☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー ピアノテクニシャン なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ
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