吉城園の紅葉


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吉城園(よしきえん)の紅葉

元興福寺子院の摩尼珠院があったとされる。 1919年(大正8年)に庭園が造られ、1989年(平成元年)4月1日に開園した。
庭園と茶室 日本歴史そのもの。外国人観光客が多い。

庭園は三つ(池の庭、苔の庭、茶花の庭)からなる。

池の庭 – 江戸時代からの自然の地形、起伏、曲線を巧みに利用し、旧正法院家となじみのある造り。
苔の庭 – 全面が杉苔の庭園で、茅葺屋根の離れ茶室があり閑静なたたずまい。地下に飛火野と同系の地下水脈が流れ、杉苔に適した地となっている。
茶花の庭 – 茶席に添える季節感のある草花が植えられ、素朴で潤いのある景観。

さて、吉城園のポイントは、まず「池の庭」の東屋からのビュー。高さを感じるというより立体的に庭が見えること。
池の庭のほとりは落ち着くのか 休憩をとっている。

茶花の庭は、落ち着いた雰囲気を醸し出している。茶室の向こうの風景が見える事により 奥行きを感じる。また、窓を通して見える景色が
幻想的である。

苔の庭は、隠れたところに仕掛けがある。杉苔が育っていること。これは 並大抵のことではない。平地に苔が育つのは
かなり条件が整ってないと すぐ枯れてしまう。茶室の紅葉が綺麗だ。

 

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ