蓮池と蛙「瞑想の庭」高天山
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蓮池と蛙「瞑想の庭」高天山(たかまやま)
梅雨の合間 さわやかな晴れの貴重な日。オホーツク海気団が梅雨前線を南へ押し下げている。前線の北側は、乾いた空気で涼しい。
今朝は17度。澄んだ空気。三重県から富士山が見えたとか。空の青さと山の緑が絶妙。
いつもの暑い日だと遠くの山は、霞んで花木の色まで見えないが、今日は違う。アルプスの如く、木々の濃淡までくっきりと見える。
梅雨明けにむけて 小笠原気団が前線を押し上げて 真夏の暑さがやってくるが、命にかかわる危険な暑さである。地球温暖化による 海水温上昇、気温上昇、飽和水蒸気量増加で強い降水がおきていると考えられる。私見だが、太陽の活動や、太陽との距離、月の潮汐力など気になるところ。
何とかのりきりたいものだ。
高天山(たかまやま)高天彦神社(たかまひこ)
古代豪族、葛城氏の最高神、高皇産霊神(タカミスビ)を祀る。記紀神話の最初に登場する天御中主神(あまのみなかぬしのかみ)・神皇産霊神(かみむすひのかみ)と共に造化三神の一。天照大神の御子の天忍穂耳尊(あめのおしほみみのみこと)に、 神の娘の栲幡千々姫命(たくはたちぢひめのみこと)が嫁がれ、その間に生まれたニニギノミコトが高天原から降臨。出雲へ国譲りのための使者を命じた。御神体は、白雲岳(694m)。他に、三十八社などが配祀されている。延喜式では、名神大社に列した。神武天皇、明治天皇遥拝所がある事から、大和朝廷より前に「葛木王朝」がここにあった事をうかがわせる。参道に「一の鳥居」があり、登山の如く鬱蒼とした森の中を登っていくと樹齢数百年はあろうか、巨大な杉木立に思わず上をみあげる。
そして、800mくらい北東にある高天寺「橋本院」。第44代元正天皇(714~727)行基が創建したとされる。本尊は、十一面観音菩薩。
元は、興福寺に属していた。第45代聖武天皇が唐僧「鑑真」に高天寺の住職を任命。その後、金剛峯寺に属した。大師堂があり、弘法大師が祀られている。
門を入ると、弘法大師像と厄除十三仏が。不動明王、釈迦如来、文殊菩薩、普賢菩薩、地蔵菩薩、弥勒菩薩、薬師如来、観世音菩薩、勢至菩薩、阿弥陀如来、阿閦如来(あしゅくにょらい)、大日如来、虚空蔵菩薩の十三体が 葛木山系を仰ぎみる。
山を仰ぎみるところに十三石仏が祀られている。
「瞑想の庭」日本庭園。桜の緑葉が心地よい。紫陽花の種類が豊富で、のびのびと咲かせている。
ガクアジサイの濃い紫は、怖いくらいに綺麗。毒があることをお忘れなく。
蓮の花は、泥の中からきれいな花を咲かせる。苦境のなかにあっても、日の目を見る時は必ず来る。誰かがみててくれる・・・
今年は、花を咲かせてくれるのだろうか。
そして、蛙(かわず)。皮膚に毒があるという。デリケートな生き物。その蛙が水際で動かずじっとしている。
今日は、ひんやりで涼しい方だが、日差しが照りつける。池の水は少し温いか、汚れているかも。
この池の水は、いつとりかえられるのだろうか。それとも雨でうすめられるのだろうか。
雨を待っているのでしょうか。「水に入るのやめようかな」じっとして動きませんね。
他の蛙は、蓮の葉の上に佇んでいる。蛙は、両生類で水生のように見えるけど陸生が得意なので、土や木や日陰などが必要なのです。
しかし、20分一歩たりとも動かずじっとしている・・・この3匹はちっとも動かず、こちらが音をあげてしまいました(笑)。
無駄に「動いた方が負け」という事。もちろん動きだしたら全力です。
混沌とした時世、問いかけに教えてくれるもの・・・それは、自然であり、植物や動物です。
プロフィール
- ☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー ピアノテクニシャン なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ
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