「尾瀬」ニッコウキスゲ群落【2】


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「尾瀬」ニッコウキスゲ群落【2】

コース 大清水(1180)《低公害タクシーに乗換》3.3km ⇒ 一ノ瀬(1516)《登山道》2km⇒ 三平峠(1760)1km⇒ 尾瀬沼ヒュッテ(1660)1㎞⇒ 大江湿原(1665)

「一ノ瀬」で準備体操を行っておこう。この先、尾瀬沼までトイレはない。マスクをしていたので熱がこもったのか。けっこう汗をかく。「石清水」水場で休憩。
多分、移動疲れと水不足かな。高度慣れしていないのもあるのか。15分くらい休むと、吐き気と腹痛がおさまった。時々、こういう症状が起きてしまうのでまたかと思った。

三平峠までが登りだが木道が気持ちいい。ミズナラやブナの森の中なので涼しい。三平峠からは下りに。木々の間から視界が少し開け尾瀬沼の一部がみえたのが三平下。20分くらいかかって東岸「尾瀬沼山荘」に着いた。草を分け入ると燧ヶ岳と尾瀬沼の絶景が待っていた。燧ヶ岳は、柴安嵓(しばやすぐら、2,356 m)、俎嵓(まないたぐら、2,346m)、ミノブチ岳、赤ナグレ岳、御池岳の5つのピークからなるが、3つのピーク(柴安嵓、御池岳、赤ナグレ岳)が見えた。

尾瀬沼は周囲7㎞だが、昨年の台風の倒木により復旧がまだなので周回はできない。沼尻までの《南岸道》が通行止め。少し行くと尾瀬沼ヒュッテへ。他に、長蔵小屋と売店、ビジターセンターがある。「燧ヶ岳」(2356m)が眼の前に。いわゆる「尾瀬の母」。一万年前に大爆発し、せきとめられ尾瀬沼ができた。大雨、豪雪をもたらしたが恵みを与えた。源流を導き、生態圏が生成された。燧ヶ岳は、人気の山だが、厳しさがある。沼尻《北岸道》で登山が可能。登りが4時間かかり、頂上付近で一気に高度が上がるので体力を温存しておく事。

ビジターセンターでお話をうかがう。シカの事。日光のシカがこちらに移動し影響を与えていて、ニッコウキスゲの食害に遭っている。電気柵の設置など保全に力を入れている。
猟友会が駆除することもあるようだ。あくまで、エリアに侵入したときの対応のようで。私からするとシカは「神の使い」だと思っているので、出来れば駆除してほしくないのだが、食害がある以上、この措置はやむを得ないのだろうか。

道を進めると大江湿原が。ニッコウキスゲの群落。燧ヶ岳と尾瀬沼とニッコウキスゲは絶景・・・

燧ヶ岳と「尾瀬沼」 沼だなんて濁ってなんかいない淡水湖。

 

大江湿原

ニッコウキスゲは、種が蒔かれても初めての花を咲かすため5年を要するのだが「一日花」で、花が咲くとしぼんでしまう。儚いものは美しい。
※ただし、ひとつの茎から5つほどの花が咲くから、それらが交互に咲くのが見事な風景。

この時期は、ワタスゲの花が咲いている。ニッコウキスゲとワタスゲのコラボレーションは、まるで星空のよう。

写真は上手ではないけれど。ヒョウモンチョウがアザミにくっついて離れないんだから撮れるよね。

尾瀬でニッコウキスゲは、例年だと7月中旬頃で 少し終わりかけていたが絶景。

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ