尾瀬2021「ニッコウキスゲ」


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尾瀬2021 今年も梅雨明け直後の尾瀬をトレッキング、ニッコウキスゲをみに。

シーズンの土日は、人であふれかえり 列をつくる人気ぶりの尾瀬。しかし、新型コロナウィルスの影響で観光客は激減した2020年。
梅雨明け末期の滝のような大雨が降りどうすることもできなかったが、晴れて尾瀬のシーズンがやってきた・・・

尾瀬は、標高1400mをはじめとする 東西6㎞ 南北2㎞にわたる 本州最大の760haを有する湿地帯で「尾瀬ヶ原」と「尾瀬沼」に分かれる。
尾瀬というと童謡「夏の思い出」で「ミズバショウの花」が登場するが、それは尾瀬でいう初夏の5月末から6月上旬ごろに見られるが、それは
「山の鼻」の尾瀬ヶ原方面の事で至仏山がひかえている。もうひとつあって「ニッコウキスゲの大群落」は、7月中旬以降で尾瀬沼周辺の「大江湿原」にみられる。
ちなみにマイカー規制があり、乗り入れができない。尾瀬ヶ原へは尾瀬戸倉から低公害バスで「鳩待峠」へ入る。尾瀬沼へは大清水から低公害シャトルバスで「一ノ瀬」へ入る。

尾瀬の登山道は、木道がしいてありハイキング気分で楽しめる一方、至仏山(しぶつさん)や燧ヶ岳(ひうちがだけ)へは、登山道で装備が必要、中級程度のグレード。
今年もニッコウキスゲが楽しめた。年々少なくなっているという。シカがニッコウキスゲの花を食するので、シカ柵が設置されている。しかし、それだけではないだろう。
ニッコウキスゲは、簡単に咲く花ではない。朝方に開花すると夕方にはしぼんでしまう「一日花」。私の家でも昨年からニッコウキスゲの苗を鉢植えし、時下植えに切り替えたが 花がつくには3-4年かかる。地道に育て花を守る活動が必要。それにしても大江湿原のニッコウキスゲは素晴らしい。

【ルート】大清水 一ノ瀬 石清水 見晴台 →60分→ 三平峠 →20分→ 三平下 尾瀬沼 →20分→ ビジターセンター →20分→ 大江湿原

一人の「山友」に。台湾から日本に仕事で来ていて、仕事が忙しいようだ。思いきって休みをもらって尾瀬に来てニッコウキスゲを見に来た。10㎏の荷物をザックに。尾瀬沼ヒュッテにテント泊するんだとか。三平峠手前から一緒に話しながら歩いた。黙々と登山道を歩くのもいいが、話しながらだとあっという間に尾瀬沼に。予定より早く着けた。楽しい時間をありがとう。テント泊はゆっくりできて燧ヶ岳に登れたかな。長英新道でも片道3時間30分はかかるから。

 

 

木道は複式で設置され右側通行。しかし、どころどころ滑ります。気を付けて。

三平峠 ここまで来れば あとは 少しアップダウンがあるが 尾瀬沼はもうすぐ。

大江湿原のニッコウキスゲ 見事に咲いてくれた。

尾瀬沼(1660m)東西2㎞ 南北1.2㎞ 周囲7㎞ 深さ9m
燧ヶ岳(2356m)最高点 柴安嵓(しばやすぐら、2,356 m)、俎嵓(まないたぐら、2,346 m)、ミノブチ岳(2098m)、赤ナグレ岳(2249m)、御池岳のピークからなる。

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ