2022 受難節(レント)からイースターへ 2022.3.2~4.14


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2022 受難節(レント)2022.3.2~4.14 四旬節(約40日)「灰の水曜日」から「聖木曜日」まで

ーー罪のために、鞭で打たれ、十字架を担がされ、足を釘付けになり、殺され、三日目に復活された。わたしたちを救うためにーー

「原罪」からはじまったと言われるが何だろう。カインとアベルの「嘘」と「殺人」は人類始まっての事と重く受け止めなければならない。人は、己の欲望を優先に、他を蔑み生きているのではないか。しかし、他のために遠慮して生きる必要があるかと問われれば、自分の心をなくし埋没してしまうのではと言う人がいる。埋没はしない。考えがあれば、切り開くことが出来る。問題は「傲慢」からくる行為・言動には悪意があり、図らずやその報いが訪れると。
「受難節」は聖書から罪を慎み深く悔い改める期間。断食をすること、神の恵みに感謝することが大意。そして、復活祭「大祭」のご馳走を楽しみにするのだ。

断食について、十分な食事をひかえる「大斎・小斎」。大斎と小斎を守る日は灰の水曜日と聖金曜日(復活祭直前の金曜日)、小斎を守る日は祭日を除く毎金曜日に行う。
大斎は、一日に1回だけの十分な食事とそのほかに朝ともう1回わずかな食事をとる、満18歳以上満60歳未満。小斎は、肉類を食べないことで、満14歳以上。

2022 復活祭(イースター)4月17日

ユダの裏切りで十字架にかけられ、処刑されたイエス・キリストは死んだが「3日後に復活する」との予言を残し、3日後の日曜日に予言通り復活した。奇跡の復活を記念した祝祭として、イースター(復活祭)がある。キリスト教ではクリスマスよりも重要な祝祭日。

ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は、イースター
バチカンのサンピエトロ大聖堂で限定されたミサを執り行い
「パンデミックの危機にあっても決して希望を失わないようにという主の言葉に耳を傾けよう」

教皇フランシスコは、2021年、カトリック教会の典礼年間の行事を中心に、3回にわたる海外訪問で5カ国(イラク、ハンガリー、ブダペスト、キプロス、ギリシャ)に赴いたほか、パンデミックにおける祈りと物的支援、エキュメニズム、諸宗教対話、環境問題への取り組みなど、多岐にわたる活動をされた。

教皇フランシスコは、特に3月にローマ教皇として初めてイラクを訪問。戦争とテロによる深い傷を負った同国で、多くの困難を前にしながらも復興に立ち上がる人々を励まし、兄弟愛に基づく一致と調和を祈られた。

2021年は前年に続き新型コロナウイルスの影響に覆われた一年であったが、ワクチン接種の推進など、パンデミックから抜け出し、生活の正常化を取り戻そうとする希望と試みの年でもあった。教皇は、復活祭を前にした聖金曜日、パンデミックにより家庭や学校生活に大きな影響を受けた子どもたちと共に、バチカンの聖ペトロ広場で「十字架の道行き」を行われたほか、パンデミックの影響を最も強く受けている貧しい人々への支援とワクチンの普及を励ました。

また、教皇は「聖母月」である5月、パンデミックの収束を全教会を挙げて祈るために、世界各地の聖母巡礼聖堂が参加し、ロザリオの祈りでつなぐ「祈りのマラソン」を行なった。バチカンの大聖堂から始まり、世界の聖堂をめぐった後、バチカン庭園で終了した、この「祈りのマラソン」では、5月21日、長崎の浦上教会の被爆マリア像前でも祈りが捧げられた。

 

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ