ヤマツツジ「葛城山」ダイヤモンドトレール
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ヤマツツジ「一目百万本」大和葛城山(959m)ダイヤモンドトレール
修験道の開祖・役行者(えんのぎょうじゃ)は、奈良県御所市(ごせし)茅原(ちはら)に生まれた。16歳の時、金剛山(葛城山)に登り、修験道の道場「転法輪寺」を開いた。次に葛城山系の峰々を開山、それらは、葛城二十八宿とされ友ヶ島から金剛山地の亀ヶ瀬までの112㎞にわたる。世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の大峰山は、役行者が「葛城修験」を開いた後の修行の地で、最も重要な修行場であった。
実は、2年前の7月に登ろうとしたが、この急登と暑さに撤退した。猛暑の昼前からだったが、コロナで体力が落ちていて、しかも滝のような汗をかき、脱水症状になったから。今回のリベンジ登山。暑さ対策として、朝6時からスタートした。急登の終わりは山頂手前0.9kmまでだった。
ハイキングならロープウェイを利用し、山頂に登る事ができる。「葛城山ロープウェイ」は昭和42年開業、御所市にある「葛城登山口駅」から、山頂の「葛城山上駅」まで、標高差500mを6分で運行している。そこから、徒歩20分で山頂に到達できるだろう。
登山コースがいくつかある。A 櫛羅の滝 B 北尾根 ※道を確認 C 水越峠【ダイヤモンドトレール経由】D 天狗谷道
今回、水越峠【ダイヤモンドトレール】を使用
距離 3㎞ × 2 = 6㎞ 往き 2時間 下り 75分 標高差 509m
水越峠駐車場→(450m 11分)水越峠登山口(標高515m)【ダイヤモンドトレール】→ 水飲み場 → 急登 → 稜線 → ツツジ園 → 葛城高原ロッジ → 葛城山頂
奈良盆地や大阪平野の絶景がみられる。中級もしくは 登山者向け ハイキングではないと思う(笑)。ごくたまに、平道があるが、それ以外は勾配。中には、胸突八丁のようなところが何か所かある。しかし、危険な箇所はない。虫に気を付けて。
葛城山頂 959m なぜか郵便ポストがある。円筒形は、古いタイプ。ここから便りが届くのが楽しみ。
秋はススキの草原。山頂部は広くなだらか。北西 大阪市内、六甲山方面、北 二上山方面、南 金剛山方面がみえる。
ツツジ大群落。鮮やかで圧巻。色は、薄いスカーレットや少し紫っぽいのもある。
藤棚がきれい。フジは終わり頃、新緑の惠み。
売店があるのが嬉しい。
葛木高原 自然つつじ園 金剛山が大きくみえる。
登山道駐車場 台数が限られているので朝早く確保すること。後ろ側の路肩や、登山口手前の片側路肩に駐車している車をみかけるが。
杉木立 空気が違う。
ダイヤモンドトレール【縦走路】の金剛山方面への道。※ 急坂 2時間 とある。
堰堤がある。滝のようになっていて涼しい。
駐車場から10分ほど登ったところにある水越峠(大阪・奈良県境)ここが登山口。
水飲み場が2ヶ所。他に、登山道の横を水路が流れている。冷たくて気持ちよい。
階段の道が続く。
胸突八丁のような急登 まだ初めだから 勢いで登るが、終わり頃にこれだとペースダウンしてしまう。
ほとんど勾配の道だが、ほんの束の間、平坦な道がある。
この辺が一番キツイところ。山頂がみえるようでみえない。急登が続く。時間が書いてあるのでがんばれる。(水越峠まで1.1㎞ 下り 35分 葛城山まで1.4㎞ 登り 45分)
雲海がみえた。もうちょっとがんばろうと思う。
これが急登のピークだった。ここから少しおりて平場にでるとツツジの大群落に出合う。
春のツツジ大群落と金剛山の絶景。
プロフィール
- ☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー ピアノテクニシャン なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ
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