浅間山「ガトーショコラ」三段紅葉+α


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浅間山「ガトーショコラ」三段紅葉+α

浅間山の冠雪「ガトーショコラ」。空の青、冠雪の白、紅葉の黄。そして、雲海。私の三段紅葉+α この時期のみの絶景。

浅間山の寄生火山の小浅間山が気になっていた。この日、浅間山は前日の雨から時雨、冠雪した。スノーパウダーがかかった浅間山は風物詩で幻想的。軽井沢に冬が来たことを知らせる。浅間山の山容は、高峰高原側の黒斑山からみるずんぐりした山容が印象的だが、小浅間山からみる浅間山も圧倒的で素晴らしい。小さい山だからと言って軽くみてはいけない。さて、登山口の「峰の茶屋」は、鬼押し出し園、白糸の滝などの分岐点にあたり、万座ハイウェイにもつながる。駐車場は5台くらいですぐにいっぱいになる。向かいの「峰の茶屋」喫茶店が有料駐車場を提供している。この日、登山者集団が無料駐車場の前にたちはだかっていたが、よくよく聞くと「今一台出庫するから貴方も停められますよ」と言ってくれた。登山者集団は、登山道口手前まで中に入ってくれればよいのにと思う。道路にはみ出しているのは見通しが悪くなり危険。こちらも落ち着かない。それなら、向かいの駐車場に停めた方が気が楽。店は10時からOPEN。できるだけ前につめて整列し駐車。領収書をダッシュボードにおく。

はたして2時間ほどの山行でどのくらいの景色が待っているのかな。昨年は、浅間山荘から前掛山まで登ったが「ガトーショコラ」には会えなかっただけに。

「登山届」のポストがある。ルートはハイキングの感覚で登れるようだが、普通の靴ではよくないとか、ストックがあった方がよいとの情報がある。東大地震研究所の横を通り、落葉松林の中を進む。なだらかな道を30分ほど行くと、少し坂の角度がキツくなったがそこを過ぎたあたりに平なところがある。左に山が。右手に「小浅間山頂上」と標柱がでている。登っていくと背中に壮大な落葉松林が、続いて冠雪した迫力の浅間山があらわれた。青い空、白い冠雪、黄色の落葉松林、そして雲海。私の「三段紅葉」+α に目がくぎづけになった。

道路からみえる浅間山

峰の茶屋からの浅間山 ここからでも十分 その姿を堪能。

登山口から「登山届」ポストがある。

東大地震研究所

落葉松林のなだらかな登りを散歩感覚ですすむ。雨の後は、ぬかるんでいる事がある。

少し坂がキツくなったところを登りきると平らなところに出た。左手に山、右手に山頂とある。

山頂方面は右手・・・

左手にこれは何?右手に山頂の標柱が見えているのにこのピークが。右手に行くと浅間山が遠くなるではないか。
私は、このピークを先に登る事にした。溝が切ってあってそこをジグザグに登る。登りは砂地がめりこむのでストックを使いながら高度をあげていく。
下りはストックと横歩きで下りた方がよい。ちなみにこの溝から煙があがっていた。おそらく掘っていくと温泉がでるのか。
土の中に女王アリがいた。生態圏が生成されていく・・・

少し登っていくと背後に浅間山の落葉松林が、続いて冠雪の山頂があらわれた。

ピークに到達。標柱もない。岩山がただあるだけ。「トーミの頭」みたいな感じ。山頂よりも浅間山に近いので迫力がある。凄いなぁ。

どこまでも続く雲海 いつ解けるのだろう。

谷川岳の方面

「ガトーショコラ」は、浅間山の大火口と頂上に雪がかかっていて、神秘的でおよそ地球のものとは思えない。

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ