奥之院と景教碑「キリスト教」
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奥之院と景教碑「キリスト教」
高野山奥の院「弘法大師・御廟」に参詣。高僧、空海《弘法大師》(~835.3.21)が62歳で御入定。816年に高野山を開創して1200年余り、今なお禅定に入られており、わたしたちへ救いの手を差し伸べていらっしゃる。御廟橋から先は霊域である。写真撮影禁止、脱帽。燈篭堂にて、読経の響くなか、護摩木祈願。
奥之院は、樹齢600年ともされる鬱蒼と茂った杉木立の中にある。 「一の橋」から御廟までの2kmに、20万基の墓石があり、豊臣秀吉をはじめとする戦国大名の墓、シロアリなどの供養塔、戦災で亡くなった方の慰霊碑がある。
それから「仏基一元」の研究者、イギリスのゴルドン夫人の墓がある。隣に「大秦景教流行中国碑」景教の墓碑がある。
景教とは、キリスト教のネストリウス派。奈良時代の終わり頃、781年、中国の西安、大秦寺にキリスト教が受け入れられ、建てられたのだった。
空海は、景教の何らかの影響を受けたのだろう。ゴルドン夫人は高野山が「仏基一元」を象徴している事を知った。
御大師様は宗派・宗教を超え、平和を祈られている。それが高野山である。
景教碑「大秦景教流行中国碑」明治時代に建てられたという。
十字架があらわされている。空海は、何らからの景教の影響を受けたとされる。
プロフィール
- ☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー ピアノテクニシャン なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ
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