金剛山(1125m)役行者、楠木正成


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金剛山(1125m)役行者、楠木正成

奈良県、大阪府の境目、金剛生駒紀泉国定公園にある標高1125mの山で日本二百名山。最高点は、奈良県御所市、葛木神社境内の神域にあたるため立ち入ることはできない。
国見城跡の広場が実質の頂上とされている。そこから大阪平野の絶景が一望、PLの塔もみえ花火大会の穴場の名所。付近に売店、喫茶、自動販売機、トイレがある。また、回数登山のスタンプを押してもらえる「金剛練成会捺印所」が。さらに、転法輪寺の寺務所がある。奈良時代の修験道の開祖、役行者が16歳の時、金剛山で修業した。665年(天智天皇4年)転法輪寺を建立した。吉祥草寺の地で生まれ、大和葛城山、山上ヶ岳でも修行し鬼神を使役したとされる。鎌倉時代の武将、楠木正成が「千早城の戦い」で好戦し倒幕に貢献した。ちなみに東京三大銅像のひとつ「楠木正成」の銅像が、皇居外苑にある。

登山道は「千早本道」や伏見峠、御所市からなど多岐にわたるが、多くは千早本道。村営のロープウェイは現在休業中。
登山コース スタートは「山の豆腐」店、すぐ下の駐車場から。トイレもある。階段が多く2600段はあるとか。登山道はよく整備されていて感謝。

このところ運動不足だったので本格的な汗をかき快適だ。暑熱順化し、下半身の筋力向上や水分補給のタイミングなどチェックできた。ちょっと暑いくらいが丁度よい。昼過ぎから寒気のせいか、風向きが北に変わりひんやり。七合目あたりが急登でしんどい。ポイントは、四合目と七合目かな。

登り80分 下り60分
登山口 10時24分 四合目 10時47分 山頂(葛城神社)11時47分 下山 12時12分 登山口 13時14分

薬師如来の御真言「オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ」


九合目の樹木の穴に鎮座する仏像 合掌。

国見城跡の実質の山頂から大阪平野を一望、富田林のPLの塔が真ん中に。

行者堂

しだれ桜はもう終わっていた。金剛桜は満開だった。

巨大な杉の木 夫婦杉をみて 頂上の葛木神社へ

葛木神社末社「十三社」祓戸神社他

大社造は珍しい。

登拝記念にお参り。

下山のため「転法輪寺」に戻ってきた。

両脇の巨樹が見事。創建以来、千三百年の時を見守ってきた。

金剛山の花 ニリンソウ ヤマブキ

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ