秘湯「土湯温泉」とこけし


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秘湯「土湯温泉」とこけし

福島市土湯温泉町にある秘湯。飛鳥時代に入る前、古墳時代後期の587年(用明天皇2年) – 聖徳太子の使者、秦河勝がこの地で湯治を行ったと伝わり1400年の歴史を持つ。標高450mで、磐梯朝日国立公園の地域。土湯温泉は広い。国道115号線バイパスで福島市側から郡山側からでアクセスできる。温泉街は、土ゆっこ、中之湯、山水荘、福うさぎなどの旅館・ホテルが林立している。少し離れた吾妻・安達太良連峰の峠付近(標高1200m)の温泉(鷲倉温泉、赤湯温泉、野地温泉、新野地温泉、幕川温泉)も「土湯温泉郷」に含まれる。泉質は、単純温泉。

また、土湯はこけしの産地で三大地のひとつ。鳴子(宮城県大崎市)、遠刈田(とおがった、宮城県蔵王町)、土湯(福島県福島市)で、蛇の目模様の頭、三日月眉にクジラ目、おちょぼ口などが特長。【ゆるキャラ】きぼっこちゃんは公式マスコットキャラクター。土湯温泉観光交流センター 湯愛舞台(ゆめぶたい)では、手づくり体験コーナーもある。

土湯温泉、鄙びた温泉街。中心部の橋の袂には、巨大なこけしがお出迎え。私が漬かったのは、1か所で12の温泉が楽しめたところ。炭酸水素塩泉は珍しく「美肌の湯」と言われており、肌がつるつるで鼻や踵の角質がとれた。色は薄緑色で、黒土のにおいがする。熱い湯でないので、長く浸かることができるのが良い。

 

温泉街の橋の袂に巨大こけしが。

炭酸水素塩泉の薄緑色の源泉。美肌の湯で、鼻や踵の角質がおちた。

観光交流センターの展示場。手づくりこけし体験ができる。

デザインと表情が気にいった。これは楊枝入れ。花の柄がかわいい。

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ