浅間山(2568m)噴煙たなびく


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浅間山(2568m)噴煙たなびく

「花の百名山」カラマツ林の紅葉ははじまったばかり。黒斑山~蛇骨岳を車坂峠から

浅間山は三重の成層火山。第一は黒斑山、牙山(第一外輪山)、第二は西の前掛山と東の前掛山(第二外輪山)、前掛山の間に現在の「釜山」(中央火口丘)ができた。有史以来、たびたび噴火を繰り返してきた。江戸時代(1783年)「天明の大噴火」で犠牲者1600人と気候変動に影響を与えた。日本のポンペイ「鎌原観音堂」は観音菩薩を祀り噴火を語り継いでいる。「鬼押出し園」は、すさまじい溶岩流が展示され噴火を物語る施設として開園されている。
2019年8月25日、小規模噴火で降灰が確認。火口周辺警報(噴火警戒レベル3(入山規制))が発表され約4㎞の火口周辺規制で入山が規制された。
2021年8月6日、噴火警戒「レベル1」に引き下げ。火口付近の前掛山まで登れた。
2023年3月23日、噴火警戒「レベル2」に引き上げ。約2㎞の火口周辺規制で「賽の河原」から「前掛山」まで立入禁止。現在の最高地点「黒斑山」2404mが山頂とみなされるが、火口にもっと近い蛇骨岳(2366m)まで。このルートは標高差431mと少ないが、アップダウンがある。浅間山の壮大な山容に感動。白い噴煙をあげていた。高峰高原のカラマツ林の紅葉はこれから。朝8時に濃霧で視界不良だったため、この時間からの山行となった。

車坂峠 10時30分 《中ルート》 槍ヶ鞘 11時50分 トーミの頭 12時10分 黒斑山 12時30分 蛇骨岳 13時10分~30分
黒斑山 14時10分 トーミの頭 14時30分 《表ルート》 車坂峠 15時30分

車坂峠 1973m 登山口 例年、チェリーパークラインが4月下旬から11月15日まで開通。高峰高原ビジターセンター レストラン併設の情報施設。登山届の提出が可能。
槍ヶ鞘 2294m 手前にシェルターがありそこを超えると浅間山がドドーンと顔を出す。「トーミの頭」が左側に見えるが、そんな急坂ではない。
トーミの頭 2320m 迫力の浅間山を遠望できる。ここまでで充分。ここから先、黒斑山や蛇骨岳などの尾根沿いは快適。樹林帯に入らないかぎりずっと浅間山がみられる。
黒斑山 2404m 現在の浅間山の登れる最高地点。山頂は狭い。樹林帯からみえる浅間山。黒斑山から蛇骨岳へは小さなアップダウン。
蛇骨岳 2366m 浅間山に最接近した地点の一つ。先に仙人岳、Jバンド、鋸岳があるが、大きすぎて写真に入らない。Jバンドからは崖下の岩道があり賽の河原に出られる。

ハプニング、5年以上履いていた夏靴のアウトソールが蛇骨岳から下山時に剥がれた。それも右側が一部、ペロンペロンで不安定。しばらくして左側が全部剥がれる。滑り止めは効かない。このコースはザレた道が多く滑る岩が少ないので大丈夫だった。ソールを修理するか、夏靴を購入するか。しかし同じ日に、左右とも剥がれるなんて。おかげで次の日の
唐松岳は、スノーブーツを試す事になった。

蛇骨岳から 浅間山に最接近した地点の一つで岩稜。先に仙人岳、Jバンド、鋸岳があるが、大きすぎて写真に入らない。Jバンドからは崖下の岩道があり賽の河原に出られる。

落葉松の紅葉はこれから

ビジターセンターに登山届の書式があり、提出ができる。

往きはここから。帰りはビジターセンターの下に出られた。

槍ヶ鞘の手前にシェルターがある。

「槍ヶ鞘」浅間山がドドーンと顔を出す。「トーミの頭」が左側にあるが、そんな急坂ではない。

「トーミの頭」迫力の浅間山を遠望。ここから先、黒斑山や蛇骨岳などの尾根沿いの道は快適。樹林帯に入らないかぎりずっと浅間山がみられる。

黒斑山から 現在の浅間山の登れる最高地点。山頂は狭い。樹林帯からみえる浅間山。黒斑山から蛇骨岳へは小さなアップダウン。

蛇骨岳から 尾根沿いのピークの一つで岩稜。ここからは、仙人岳、Jバンド、鋸岳が先端。手前のJバンドから賽の河原に降りることができるが、岩道なので注意。

浅間山の山容。左奥の火口から噴煙があがっている。横切る線は、前掛山への登山道。以前、登ったが、砂がめりこむ強風が吹く厳しい道。
黄色や青は、落葉松の森。浅間山は、積雪の時期には「ガトーショコラ」と呼ばれ親しまれている。

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ