稲荷山(標高233m)
お気に入りに追加
稲荷山(標高233m)
東山三十六嶽の一つで、北は比叡山(848m)、如意ヶ岳(465m)、清水山(242m)、阿弥陀ヶ峰(196m)そして南端に稲荷山がある。伏見稲荷大社は、稲荷山を御神体とする。滝が多く、弘法の滝がある。山麓の御本社に近い峰から順に三ノ峰・二ノ峰・一ノ峰で、三ノ峰と二ノ峰の中程に間の峰、そして三ノ峰の北方に荒神峰が。参道には千本鳥居が建ち並ぶ。古くは、三ノ峰に藤森社があったが、現在の地へ勧請した。
ご祭神:五穀と養蚕を司る穀物神「稲荷大神」
宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ) – 下社(中央座)佐田彦大神(さたひこのおおかみ)- 中社(北座)大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ) – 上社(南座)田中大神(たなかのおおかみ) – 下社摂社(最北座)四大神(しのおおかみ) – 中社摂社(最南座)
創建は711年(和銅4年)。弘仁14年(823)、嵯峨天皇は東寺(教王護国寺)を空海に下賜され、真言密教の布教拠点として五重塔の建立をはじめた。伏見稲荷より大木を持ち出した事を稲荷神の怒りだと悟り、伏見稲荷のご分霊を東寺の守護神として稲荷神を祀った。
JR京都駅から稲荷駅すぐ、駐車場無料(※年末年始は駐車場閉鎖)、境内は基本的に開放されている。
七神蹟地、およびその親塚
①一ノ峰(上之社神蹟) – 末広大神 ②二ノ峰(中之社神蹟) – 青木大神 ③三ノ峰(下之社神蹟) – 白菊大神 ④荒神峰(田中社神蹟) – 権太夫大神 ⑤間ノ峰(荷田社神蹟) – 伊勢大神
⑥御膳谷遙拝所 – ⑦釼石(長者社神蹟) – 御神体の剱石があり長者社には加茂玉依姫(かもたまよりひめ)を祀る。
参詣順(120分):表参道 楼門 本殿 奥宮(千本鳥居)能鷹社【三つ辻】
【四つ辻】1周30分 御膳谷 薬力社 御劔社 一ノ峰【稲荷山】二ノ峰 間の峰 三の峰
四つ辻から周回で30分。特に「四つ辻」の手前が坂が急である。また、御劔社から一ノ峰の坂が急で鳥居と森の景観が神秘的。手すりはない。歩幅の広い段差があるので足場に注意。
2024年(令和6年)が幸多き年でありますよう祈ります。西方浄土の夕陽がきれいで手を合わせた。
プロフィール
- ☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー ピアノテクニシャン なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ
最近の記事
- メディア24/11/21多武峰の紅葉 1300年の景色かな
- メディア24/11/17浅間山溶岩樹型「天明の大噴火」
- メディア24/11/1424.11.30発行「JAA機関誌61号」
- メディア24/11/142024.11.28(木)13:00「おきがるタイム」FM816 vol.280