「大原宝泉院」と音無の滝(標高369m)
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「大原宝泉院」と音無の滝(標高369m)
大原は「みやこ」の北東にある。四方を山に囲まれた盆地で呂川や律川など水を大切にしてきた。比叡山延暦寺の麓で、天台宗と関連が深く、最澄の「円融房」が最初である。
平安時代の僧、円仁(794-864)が魚山「来迎院」「勝林院」「宝泉院」を創建したとされる。三千院は、後醍醐天皇の皇子で征夷大将軍にもなった護良親王(1308-1335)が入室し梶井門跡に。彼は天台宗座主でもあった。
朝廷に奉納する炭の産地で大原女が活躍した径が現在の三千院の入口の道である。
「大原女も 今朝新玉の 裾長し」にあるように 新年の喜びが永くという意味
盤桓園(ばんかんえん)、鶴亀庭園、宝楽園、水琴窟、血天井など額縁庭園が知られている。五葉松は樹齢700年。抹茶と菓子の接待を受け、よい御点前で。苔のふすまで 悠久の時を。
大原十山「梶山」の入り口に音無の滝がある。声明を唱えていると滝の音が聞こえなくなったという謂れから。他にも諸説あり。盛夏の時は、蝉の声で滝の音が聞こえなくなったような気がする。それだけ静寂なところ。秋の紅葉の時期は賑やかになるが、新緑の草紅葉の頃が一番だと思う。
京都の漬物はすぐきや千枚漬けが有名だが、大原の赤紫蘇も有名。かまど焚きのごはんに漬物は、日本人なら故郷の味だ。
大原女の径(おはらめのみち)にある和紙のお店 もとしろ 親しみやすい店主
三千院の入り口
三千院門跡
宝泉院の入口、気が引きしまる。
水琴窟がある。二本、手前の方で金属音が聴こえた。
額縁庭園 五葉松は樹齢700年。幹が白くなった部分があるが生き生きと力強い枝葉と苔は時間を忘れ落ち着く。
抹茶 菓子付 よいお点前で
とても丁寧で心地よかった。礼を尽くしている。
いつもなら雪が積もるが、暖かい。来迎院、音無の滝方面へ。
プロフィール
- ☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー ピアノテクニシャン なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ
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