「美(うるわ)しき天然」


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明治時代の「ジンタ」 サーカスやチンドン屋で使われているこの曲 実は日本で初めてワルツが作曲されたがこの曲がはじまり。なお 歌詞が知られていないが 唱歌であり 日本の「ことば」がうたわれている。

この曲は 太鼓の音 鐘の音 笛(リード)の音 そして 日本の風景を盛り込んだうたごころ
アコーディオンが似合います。

空にさえずる鳥の声
峯より落つる滝の音
大波小波鞳鞳と
響き絶えせぬ海の音
聞けや人々面白き
此の天然の音楽を
調べ自在に弾き給う
神の御手の尊しや

春は桜のあや衣
秋は紅葉の唐錦
夏は涼しき月の絹
冬は真白き雪の布
見よや人々美しき
この天然の織物を
手際見事に織りたもう
神のたくみの尊しや

うす墨ひける四方の山
くれない匂う横がすみ
海辺はるかにうち続く
青松白砂の美しさ
見よや人々たぐいなき
この天然のうつしえを
筆も及ばずかきたもう
神の力の尊しや

朝に起る雲の殿
夕べにかかる虹の橋
晴れたる空を見渡せば
青天井に似たるかな
仰げ人々珍らしき
此の天然の建築を
かく広大にたてたもう
神の御業の尊しや

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ