X JAPAN「ROSE OF PAIN」


X JAPAN「ROSE OF PAIN」1989
1989年頃、X JAPANが一世を風靡した時、私も渦中にいた。悶々としていた時に、メロディーのきれいな。しかし、ヘヴィメタかよ。ビジュアルか~。しかし、本物だった。
話題性で、ライブ会場で出禁になるほどのパフォーマンスもやった。若い血のたぎるYOSHIKIのすさまじさ。両極を極める。ドラムの激しさとピアノの美しさ。
当時、調律師だった私は、都内を訪問しており、YOSHIKIのピアノは、KAWAIのクリスタルピアノ(CR-40A)や、他のコンサートグランドピアノも弾いていたと思う。
どなたが調律なのか、ちょっとした話題になっていた。
訪問先のお客様の娘さんがXの大ファンで、話が盛り上がる。アルバムを買って「ENDLESS RAIN」のバラードに惹かれたが、それ以上に今でも強烈に残る音楽、それは「ROSE OF PAIN」1曲で11分を超える大作。YOSHIKI23歳の作曲。そういえば後に「ART OF LIFE」 という音楽もあったな。1曲で30分。歴史に残る長大な曲。
ただ、長いのでなく、ストーリーがある。「バートリ・エルジェーベト」の史上最悪の残虐行為を取り上げているのである。ジェノサイドに、YOSHIKIも衝撃を受けたに違いない。
ハンガリー(現在は、スロヴァキア領)チェイテ城跡にその痕跡を見ることができる。「鉄の処女」をつくり使ったのも彼女だったと言われている。
バッハの小フーガト短調がイントロや随所に流れ構成を確たるものにしている。X JAPANのレジェンドは生き続ける。
プロフィール

- ☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー ピアノテクニシャン なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ
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