沙羅双樹(夏椿)


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沙羅双樹(夏椿) 菖蒲や紫陽花が知られるなか この花は特別な意味を持つ。
お釈迦さまが 入滅された時に この花が両側に2本ずつ咲いていたことから 双樹と呼ばれた。

日本では 夏椿。この花の寿命はわずか一日。一日咲いて 散ってしまう。二度とは 咲かない。花は白く黄色いまま。枯れて落ちるのではない。花が実ごと落ちる。梅雨の頃 雨上がりなど 緑が鮮やかに映えるとき この花が咲いて落ちた苔のむした岩かげは何とも風情がある。暑すぎると この花は枯れてしまう。この花が咲き終わると 梅雨が明けるという。

昨年は 應聖寺に訪れた。
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帰依仏 帰依法 帰依僧 の書が印象をひく。  仏・法・僧の三宝に帰依する・・・

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京都 妙心寺の東林院 有馬の念仏寺 兵庫 妙見山の應聖寺 奈良 矢田寺 ・・・ 各地に名所がある。

「平家物語」の冒頭 日本人の無常さに わびさびを表現した文学。

祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす
奢れる者も久しからず ただ春の夜の夢の如し
猛き人もついには滅びぬ ひとえに風の前の塵に同じ

龍潭寺  NHKヒストリアで 井伊家の資料のある寺院ということだが、実はだるまさん 沙羅双樹のお寺でもある。

龍潭(禅)寺 滋賀県彦根市古沢町 1104

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沙羅双樹が地面にある風景。

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ