日本神話


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日本は 神話の教育をしない。イギリスなどは 神話教育をされているので 国のおこりについて 考える習慣が身についている。おおむね あちらの国では 「日本では エンペラーが 建国以後ずっと続いていることが奇跡の国」 ジパングの国などと紹介されている。

さて 日本の 祖先の代表は皇室 皇室が祀っている神は 天照大神である。そして 大国主命も出てくる。
日本では 信徒より仏教の習慣が染み付いている。そのため 信徒のことで考えることが少ない。それなのに 神社にお参りをする。お願いごとに行くというらしいが 私からすると「誓い」をたてることだと思う。

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戦後は GHQ 平和憲法により 政教分離がなされた。公立の学校では 原則として教育に宗教や修身の授業がされていない。私立系の学校には 宗教の時間がある。そこで 信仰心 日本人は 一般的に 仏教徒であり 無信教にあたる。バランス感覚に開きがある。外国に行って 授業を受けると ほとんどに 宗教や道徳の授業がある。日本では、信仰心のあるものは 読経し ミサにいき 教会にいき 教えに従い 過ごす または 奉仕をしたり 宣教をしたりするものだ。ところが 大部分は 読経すらしなくても 過ごしていける。神事や 仏事 などのマナーの勉強がされずに大人になる。可笑しな事が時として起こりうる。
例えば、「神社の参道では 真ん中を歩いてはいけない」お寺で 参拝するときに 柏手を打ってはいけないのは なぜ?」など。どちらでもよいわけではありませんよね。

試験のための歴史では 問題に対して暗記し解答が合っていればそれでよかったし それに疑問を持つことも特段なかった。勉強の質が変わったのは 数学や理科である。自分で仮説をたて それを証明する。得意な授業ではなかったが 今になると 考えるということがどれだけ柔軟な判断力や 解決力を見出すか痛感する。

仕事柄 コンピューターの健康診断をすることがある。筋道をたてないと 次に進めない。解決力が 特に必要とされる世界なので 非常に役に立つのだ。ひとつの真実の仮説に対し 考えていくこと。

ファジーなのがいいとされてきた日本。神話はどのように解されるのだろう。一方 明確でない方がよいという声もある。が それがために 日本人のルーツの知識が入らないまま 大人になってしまう。
外国の人と話をするが 歴史の事を聞かれると 答えが出せないのでは困る。アイディンティティは この程度だったのか。

先日 フランスの人と話をした。「日本人はアメリカを信じますか」。という質問だった。みなさんは どう答えますか。国と国の関係 歴史背景 今後の展望 個人としての意見など・・・ 「日本人はフランスを信じますか」という質問にも捉えられる。こんな時 日本の歴史を 戦後の事などの事実を元に 自分の意見を話せるだろうか。

それを「議論が好きな外国人」と捉えるのはよくない。日本人として 日本の事を知らないで 話せないというのは最も 不勉強な事であるから。日本歴史や神話に関心を持とう。

プロフィール

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nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ