スクリャービン 練習曲嬰ハ短調作品42-5


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2015年は スクリャービン 没後100年にあたる。ショパンを敬愛し 独自の詩的 幻想的情緒を作品に取り入れた。神秘主義と言われるが それは ピアノソナタ第5番以降になる。それまでは ロマン派を組む 国民音楽派の作風であった。「左手のコサック」として知られ 様々なテクニックを駆使している。その作品群が ピアノソナタ 練習曲 エチュード 前奏曲である。練習曲は ショパンが有名だが リストは「ためいき」など 演奏会用練習曲がある。

練習曲作品42-5 嬰ハ短調は 作品8-12 嬰ニ短調 と傑作の一つに数えられる。左手の跳躍や右手の流麗な旋律の流れ。難しさ故に 感情をこめて演奏したい曲。



2回目のテーマが出てくる。この時の内声の表現が難しい。半音階的で 決して強く弾かれない。流れるように。

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後半の左手の「強打のオクターブ 一番下の段の最低音は A1」。こういう曲があっただろうか。
左手のオクターブが終わり次のステップが。



右手のピアニスティックで 憂愁を帯びた 流麗なメロディーライン。一度目とは違って
繊細にしている。上の段、2小節目。右手の下声の親指や人差指の運指が大切になる。

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左手も右手も勢いを強めていく。特に左手の跳躍が特徴で それを鐘のごとく響かせること。
ショパンの「木枯らしのエチュード」 スクリャービン風とも。

プロフィール

nishikunn
nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ

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