Author: nishikunn

☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ

殺生石「鹿の湯」


殺生石 せっしょうせき「鹿の湯」

那須湯本温泉の溶岩。「殺生石園地」火山ガスが噴出し、このガスにより鳥獣が命を落とすことから。「殺生」とは仏教における五戒のひとつで「いきものの命を奪う」意。国指定名勝。松尾芭蕉が「奥の細道」で立ち寄り「いしの香や 夏草あかし 露あかし」と詠んだ。

茶臼岳(那須岳)を鎮める祈りのため、御神火祭(ごじんかさい)が執り行われる。那須温泉神社で「無間地獄の火」を採火し殺生石へ下り、神事の後に大松明「御神火」に点火する。

九尾の狐伝説

「鹿の湯」がある。浸かり湯のみ、硫黄泉を楽しむ。2日ほどは、硫黄の香りが体にしみ、足先が寒さを感じない。

那須温泉元湯・鹿の湯の開湯は、舒明(じょめい)天皇の御代、狩野三郎行広が狩のとき、鹿は傷ついた体を温泉で癒していた事から。聖武天皇の頃、天平十年(738)の正倉院文書に記録がある。江戸時代には那須温泉が湯治の地であった。
単純酸性 硫黄温泉(硫化水素型)41℃から48℃まで 合わせ湯。温度の違う、湯舟がある。源泉は68℃。まさに、活火山、那須岳の賜物。

 


西吾妻スカイバレイの紅葉


西吾妻スカイバレイの紅葉

会津磐梯地方は、風光明媚。それは、西吾妻山、磐梯山、安達太良山の火山が織りなす自然の姿。
そして、火山湖の猪苗代湖は日本第4位の面積をほこり、猪苗代第一発電所は当時、200㎞にわたる送電電をひき、東京の電力をまかなっていた。
檜原湖、秋元湖をはじめとする大小300の湖沼群は「五色沼湖沼群」と呼ばれる。私は自然遺産と呼びたい。
その中には、五色沼探勝路があり、他にもたくさん。中瀬沼展望台、レンゲ沼など。

地元の人に教えてもらった「西吾妻スカイバレイ」の紅葉。「東鉢山七曲り」から磐梯山と檜原湖方面を見下ろす。
そして、「白布峠園地」は、福島県と山形県米沢市の境界で標高1410m。米沢市方面に最上川源流の碑文がある。そして、駐車場からは西吾妻の展望が。さらに行くと、西吾妻への若女平(わかめだいら)登山口である天元台高原スキー場のロープウェイがあり、白布温泉郷が。

この日は、初冠雪。紅葉が絶景な上に、白い雪が降りかかるのは、幸運。
自然の恵みを与えてくれたと思う。

 

この日は、山頂が冠雪。紅葉がきれいでそこに雪は幻想的。


飯盛山「会津さざえ堂」


会津さざえ堂(国指定重要文化財)

通称「会津さざえ堂」もしくは「さざえ堂」だが、正式名称は旧正宗寺円通三匝堂(えんつうさんそうどう)という。福島県会津若松市の白虎隊の墓所のある飯盛山の中腹に建つ高さ16.5m、六角三層の堂宇。江戸時代1796年(寛政8年)に正宗寺の仏堂として、住職の郁堂(いくどう)が建立。世界で唯一無二「木造の二重螺旋構造」で西国三十三観音像が安置されていた。阿弥陀如来を本尊とし、⻄国三⼗三所巡礼は、⽇本最古の巡礼の路といわれ。すべての寺で祈りを捧げ、御朱印をいただくことで「満願」となり極楽往⽣できると信仰されている。平成7年(1995年)6月27日、国の重要文化財に指定された。二重螺旋構造は、フランスのシャンボール城(ロワール地方)、城の中央にあるランタン塔の「二重螺旋階段」の例があり、レオナルド・ダ・ヴィンチの設計と伝えられる。

飯盛山駐車場に停め、入口に行くと、「スロープコンベアーを利用ください」とマイクで案内されている。(有料250円)
左横に白虎隊記念館があるのでそこを横切り、厳島神社の参道から石段をあがっていくと無料。
この厳島神社は、ご神木が荘厳。戸ノ口堰洞穴は、猪苗代湖から31㎞にわたって水を引いてきたもの。ここに治水の技術が地域を豊かにしてきた歴史を学ぶことができる。
さざえ堂には拝観料が必要。ありがたく参らせていただきます。


この石段を登るのか。しかし、他の道もあるはずだ。初めて来たにも関わらず、遠道の方を選ぶ私。

戸ノ口堰洞穴 これが貴重。猪苗代湖の水をひいてきている。何と31㎞に及ぶのだ。昔の人は、お濠を掘って運河にしたり、ここはトンネルにして水を曳いている。
猪苗代湖の豊富な水を水力発電に利用したり、会津の人はすすんでいる。

水路に豊富な水が流れている。

この石段を登って。しかし、女坂が左にありたどり着く方法もある。

 

宇賀神堂 飯盛山で自刃した白虎隊士19人の霊像を安置


リラ・クラシック 2025.11.15(土)7:00 「チャイコフスキー」vol.154


2025.11.15(土)7:00「リラ・クラシック」は、クラシック音楽でリラックスする60分。第3週・第5週 パーソナリティ マコルネがお届けします。【ネットラジオ(リアルタイム配信)で視聴可】https://www.jcbasimul.com/radio/1302/

【曲予定】チャイコフスキー/バレエ音楽「白鳥の湖」 「くるみ割り人形」 スラブ行進曲 交響曲第4番ヘ短調

【コラム】チャイコフスキーはウクライナ・コサックの家系。1876年6月、オスマン帝国軍によってセルビアのスラヴ人キリスト教徒が多数殺害された事件に際して多くのロシア人は殺害されたスラヴ人たちに同胞としての同情を感じ、セルビアへは義勇兵が援軍として赴いた。チャイコフスキーの親しい友人であったニコライ・ルビンシテインは、チャイコフスキーに追悼演奏会のための作品を依頼。葬送行進曲宜しく、セルビア民謡『太陽は明るく輝かず』の哀愁漂う雰囲気から始まる。中間部は、セルビア民謡の『懐かしいセルビアの戸口』の快活な旋律、続いてセルビア民謡の『セルビア人は敵の銃を恐れない』の勇壮なメロディが繰り出される。その後、帝政ロシア国歌『神よ、皇帝を護りたまえ』が力強く歌い上げられ、祝祭的な響きに包まれながら曲が締めくくられる。


2025.11.13(木)13:00「おきがるタイム」FM816 vol.302


2025.11.13(木)13:00「マコルネのおきがるタイム」シャンソン・昭和歌謡・アコーディオン FM816 パーソナリティ マコルネ【ネットラジオ(リアルタイム配信)アプリなしで視聴】https://www.jcbasimul.com/radio/1302/

【予定曲】My favorite things 風のささやき サンフランシスコの6枚の枯葉 3001年へのプレリュード アヴェ・マリア 落葉松 情熱大陸 かやの木山 紅葉 街のサンドイッチマン 樹高千丈落葉帰根 いい湯だな

【コラム】11月に入り、朝晩が冷えてきました。上着を着こむ時もあります。一気に紅葉がすすんできました。ものの何週間です。高い山は、10月に紅葉を迎えましたが、平地はこれからです。暖かくしてお過ごしください。


岡山アコーディオンクラブ演奏会出演2025.11.8


岡山アコーディオンクラブ定期演奏会出演2025.11.8

岡山市で活躍されている「岡山アコーディオンクラブ」代表 桧山武雄さん 創立は1968年
演奏活動、普及活動をされています。

今回、縁があり、岡山アコーディオンクラブ定期演奏会に出演します。
会場のみなさん、もちろん岡山アコーディオンクラブの方ともよろしくお願いいたします。

開催概要

第56回岡山アコーディオンクラブ定期演奏会

2025年11月8日(土)13時 開演 岡山市 西川アイプラザ ホール (岡山市北区幸町10番16号)岡山駅から徒歩15分/天満屋岡山店から徒歩15分

【入場料 1000円】問:FAX 086-277-0805

【更新】11/9 出演しました。
桧山会長 会員のみなさま スタッフ 来場の方 ありがとうございました。とてもリラックスできたコンサートでした。
しかし、おひとりひとりが演奏前 演奏後 どんな演奏であっても一礼する。人前で演奏する時のマナーが出来ている事が、演奏の安定につながっている。
また、来場者の方のマナーもよく、そして手拍子を送ったり、奏者としては演奏しやすいのです。とにかく素敵な場所でしたね。


AAA交流会2025.10.26


AAAアコーディオン交流会2025.10.26

先日ですが、AAAアコーディオン交流会が開催されました。

参加者のみなさん ありがとうございました。

次回は、AAA新年会 2026年1月18日(日)13時 レインボー難波なんさん通り店 開催予定です。


みなさん、楽しみましょう。

 


ラジオ公開放送2025.11.29


ラジオ公開放送2025.11.29

私の番組「はしもとティーブレイクマコルネのおきがるたいむ」(第2・4木曜13時からの2時間番組)【収録】の公開放送が決まりました。
11月29日(土)15時から16時で開催します。コロナ禍で5年ぶりです。
うたごえ喫茶をしますので、楽しみにしてくださいね。【定員15名】

曲は15曲準備しています。その他、リクエストにも対応したいと思います。みなさん楽しみましょう。

この模様は、12月11日(木)13時~ の番組内でご紹介します。

会場はFMはしもとホール【事務所右】開場は14時50分 サウンドチェックが完了次第、はじめたいと思います。

 


紅葉登山「那須岳」茶臼岳(1915m)


那須岳は、栃木県北部の那須連山で茶臼岳(1915m)の事。特に茶臼岳や朝日岳、三本槍岳を「那須三山」ともいう。日本百名山。
那須岳ロープウェイの山頂駅から50分で山頂へ到達できる。ロープウェイは100人乗りでしかも静音。さすが那須だと思う。那須には御用邸がある。今年みた紅葉の中ではトップクラスによい。山頂駅は気温9.5℃。

ハイキングのように見られているが、それは時間が短いだけであって、直登の岩登りの道はかなり厳しい。私は直登を避け、牛ヶ首から姥ヶ平方面のひょうたん池を俯瞰し、茶臼岳の周囲を時計回り。峰の茶屋手前から、火口に近づきお鉢巡りで山頂へのルート。
牛ヶ首で猛烈な風。日の出平方面から眼下の姥ヶ平とひょうたん池の紅葉が素晴らしい。それと那須岳の堂々たる山容がどこまでも。そして、牛ヶ首から周回。噴煙をあげているところは、無間地獄。その後、峰の茶屋へ。朝日岳と三本槍岳の雄々しい峰に感動。さらに、右の山の紅葉がきれい。1678m地点までいったが、戻る。鉱山跡から山頂を目指す。溶岩ドームへは、なかなかの急坂のガレ場。火口は荒々しくなく砂礫。山頂は、鳥居と祠があり、標柱や三角点もある。眺望が見事だった。山頂から山頂駅までは急な下り。大岩あたりがポイント。

山麓駅 10時50分 山頂駅(1684m)10時54分 分岐 11時1分 牛ヶ首(1735m)11時26分 日の出平(1783m)11時46分 牛ヶ首 12時3分 無間地獄 12時12分 硫黄鉱山跡 12時27分 峰の茶屋(1678m) 12時30分 お鉢巡り 13時39分 茶臼岳山頂(神社の祠) 13時46分  大岩 14時14分 分岐 14時36分 山頂駅 14時43分 山麓駅 14時54分

この山はなんだろう。紅葉の絨毯。

一方、朝日岳、剣が峰、三本槍岳方面の雄々しい姿。

茶臼岳の山頂へ 溶岩ドームの核心部に近づく


那須ステンドグラス美術館


那須ステンドグラス美術館

イギリス・コッツウォルズ地方の貴族の館【マナーハウス】をモチーフに建てられた。イングリッシュガーデン。ライムストーンの印象的な美術館、1800年代のアンティークステンドグラス。これもまた、1800年代、教会で使用されていた“アンティークパイプオルガン”の貴重な音。オルゴールの音色。那須高原を構成する代表的な建築物。魅了される。

パイプオルガンの演奏があり、荘厳だった。

セント・ラファエル教会とセント・ガブリエル教会

那須高原セント・ミッシェル教会

 

 


一切経山(1949m) 強風の試練


一切経山(1949m)いっさいきょうざん 強風の試練

安倍貞任が仏教教典の「一切経」を山に埋めたという伝説による(弘法大師だとする説も)。「大蔵経」釈迦の教えである「経」と、教団の規則をまとめた「律」、後世の仏教徒による教義の解釈である「論」の「三蔵」を基礎として、それに解釈、史録などが加えられたもので5300巻にのぼる。現在、写経といえば256文字の般若心経だが、なんと「一筆一切経」を成し遂げた偉人は二名だけである。世尊寺五世藤原定信(1088-1158)は一切経5048巻を仁平元年(1151年)から23年間かけ書写。春日大社でこれを供養し、多武峰で出家、法名を生光とした。また、筑前・宗像社の社僧・色定法師良祐(1159-1242)が、文治3年(1187)から嘉禄3年(1227)まで41年かけ書写。興聖寺と宗像大社に現存する4342巻は、国の重要文化財に指定されている。

その一切経山は浄土平(標高1600m)にある。荒涼とした火山荒原で噴煙を上げている。地獄と浄土、信仰から命名されたものだと思う。1893年(明治26年)の大噴火では2名が亡くなった。近年では1977年(昭和52年)と、2008年(平成20年)に噴気があった。また、2014年、噴火警戒レベルが2に引き上げられ、周辺の立ち入りが禁止されたが、2016年、レベル1に改められた。なお、火口への立ち入りは禁止されている。

アクセスは「磐梯吾妻スカイライン」で1959年、開通。当初は有料道路。2013年に無料開放された。霜降付近は絶景。火山の白い砂礫と紅葉の対称が素晴らしい。しかし、有毒ガス注意で車の窓を開けないようにと標示板がある。喘息もちの人は特に。
それから、摺鉢山(1707m)があり、富士山の山容にみえる事から「吾妻小富士」と呼ばれ、春の田植え時の雪形「吾妻の雪うさぎ」として親しまれている。ここまできれいな摺鉢山はそうそうない。御鉢回りは50分ほどで。
そして、五色沼(通称:魔女の瞳)は、同名で福島県の磐梯高原にもあるがそれは「五色沼湖沼群」。ここは、単独の湖沼。一切経山の山頂から眼下にみえるブルーの絶景はここだけ。「魔女の瞳」は八幡平が有名。しかし、この五色沼は美しい。

コース:往き 90分 帰り 80分 合計 170分 鎖場・岩場なし ロープなし ガレ場あり 強風注意

浄土平ビジターセンター(1600m) 40分 酸ガ平・鎌沼分岐 50分 酸ヶ平避難小屋 一切経山(1949m)
一切経山 35分 酢ヶ平避難小屋 【休憩】 45分 浄土平ビジターセンター

天気予報は「曇り」浄土平は、風は弱かったが、気温は7℃。空気が澄んでいる事から、浄土台天文台があり、天体観測の名所として知られている。スタートはここから。噴煙あがる山をみながら緩やかな散策路を歩く。酸ガ平の手前にくると、吾妻小富士の遠望がきれい。避難小屋のガレ場をすぎ、一切経山の稜線上に出た途端、爆風。おだやかな山容だが、明治時代から度々噴火し灌木が生えるのみで厳しさを見せつける。あと20分。ここまで来たのだから。でも手はかじかむし、顔も冷えて来て表情が出せない。唇も青くなる。そこまで想定してなかった。しかし、同時に吾妻小富士の絶景が励ましてくれた。標高は1900m。山頂に着く頃、手がしびれてきた。山頂にはケルンがあった。一切経が埋まっているのか。「空気大感謝塔」「万邦平和生存感謝」の標柱があった。五色沼はどこに見えるか。少し奥にいったところ崖下手前の眼下にみえる「魔女の瞳」。ほんの少しだったが、神秘的なブルー。おりてきて避難小屋があり、そこで休んだ。こういう時、ホットコーヒーかお湯とカップ麺があれば体力が回復できる。午後3時を過ぎれば、気温は3℃しかない。安達太良山よりも磐梯山よりも高いのだから。しっかりとした防寒対策が必要。

 

少し高度があがると吾妻小富士がよく見える。紅葉がきれいだ。

鎌沼方面は、緑豊かな湿原が広がる。

 

 

灌木しか育たない。爆風が吹き荒れる。

砂礫のみの岩山。鳥も鳴かない。厳しい自然。

山頂は広い。


宝の山「会津磐梯山(1816m)」霧氷


宝の山「会津磐梯山(1816m)」霧氷

磐梯山は会津富士や会津磐梯山とも親しまれている百名山。山域は、主峰の大磐梯(1816m)、小磐梯(大噴火で山体崩壊)赤埴山(1430m)と櫛ヶ峰(1636m)。磐梯高原を含め磐梯朝日国立公園に属している。
民謡「会津磐梯山」に登場。正しくは、正調会津磐梯山「玄如節」が盆踊り節として転用されたもので歌詞が162番まであるとか。1953年、美空ひばりでリリースされたが、もっと古いのは、蓄音機時代の1934年(昭和9年)に小唄勝太郎が歌ったもの。
歌詞に出てくる「宝の山」笹に黄金が成り下がるとある。ある年、飢饉にみまわれたが、笹の実が咲いた事で、飢えをしのいだ。笹の実は数十年に一度しか咲かない奇跡の花。また、大塩裏磐梯温泉は弘法大師の祈祷により岩泉が割れ、塩がとれた。これを山塩といい、地域の重要な産物でもある。

磐梯山は、表磐梯の猪苗代湖からみると、きれいなかたちをしていて双耳峰にも見えるが、実は山体崩壊し、カルデラができたのだ。古くは「いわはしやま」で「天に掛かる岩の梯子」の意味である。1888年(明治21年)7月15日、磐梯山の大噴火で大小300ほどの湖沼が形成された。檜原湖、秋元湖、五色沼などが風光明媚をつくりだした。そして、東北の紅葉は短い。10日ほどか2週間足らず。落葉松の森も一部あるが、主にブナの森である。

八方台登山口(1194m)山頂(1816m) 標高差 622m 距離3.5km×2=7㎞ 往き 標準 2時間15分 1時間57分 帰り 標準 90分 1時間46分

八方台 10時13分 中の湯 10時36分 弘法清水(1630m) 11時44分 岡部小屋 12時9分 山頂 12時10分
岡部小屋 12時20分 弘法清水 12時46分 中の湯 13時44分 八方台 14時6分

登山口の八方台の見事な紅葉。磐梯山の山頂が冠雪した。積雪かどうかは「霧氷」。自然からの贈り物にありがとうを。天気は寒気が下りて来て、曇りで晴れる事はなかった。
登山道の整備に感謝。1か所、鎖場、ロープあり。比較的新しい。最初はブナの森を歩く。中の湯分岐は、温泉の跡地。冷泉らしく、足湯くらいならできるかもしれない。そこから、本格的な登山道になったが危険な箇所はない。登り切ったあたりに遠望できる檜原湖の絶景。その後、尾根沿いの道を下る。鎖場あたりから何となく再び登りに。弘法清水には立派な小屋が。周回でき、火口壁もみられる。山頂へは30分ほど。北西の風のあたる斜面の木々の枝に氷がついている。幻想的な絶景。そのうちに、岡部小屋に着いた。あっけない。すぐ上が山頂。祠があり、手をあわせた。無事に来られた事。

クマ情報について:八方台登山口はゴールドラインを通るが、周辺でクマ目撃情報があった。特に、車と衝突したというが、それが午後1時頃。日中でも出没する。少しドキドキしながら、早い目に通り過ぎる事。