2015.8.2(日)14時~ ジョジョクラシック ベートーヴェン vol.97


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【曲予定】
ピアノ協奏曲第5番 「皇帝」 第1楽章 第2楽章 ケンプ カールベーム ウィーンフィル
6つのバガデル 作品126 バガテルより「エリーゼのために」
【トピック】1809年、フランス軍がウィーンへ侵攻を開始。そして、抵抗空しくウィーンは陥落する。貴族達はこぞってウィーンを脱出し、戦火を逃れることができたのだが、ベートーヴェンには救いの手を差し伸べる者もいなく、ただ一人ウィーンに残って、命を削りながら作曲をしていた。第2楽章は ベートーヴェンには珍しく「癒され風の」楽想である。
ベートーヴェンからすると 「英雄」第3交響曲は ナポレオンに捧ぐために作曲した。ナポレオンはフランス革命の理念を守る英雄であったはずなのに、自らが帝位に就いたので、ベートーヴェンは失望し 表紙を破り捨てたという逸話が残っている。この「皇帝」協奏曲と関連があるかどうか興味深いところである。
優雅な雰囲気を出すために この曲第1楽章 冒頭 「お茶の辻利」CM で使われた。
ところで ベートーヴェン 32曲のピアノソナタを書き終えた後 6つのバガデル 作品126を書いている。たしかに ソナタ32番の2楽章のようなところも多少でている。が 独特の囲気を醸し出している。リズムの変化や 短調なのに長調がでてくるなど ファンタジーが多いのだ。
あの有名な「エリーゼのために」も バガテルの一つだった。
「テレーゼ」が エリーゼの元になったと伝えられている。
https://youtu.be/wZrjQczASrc
Beethoven Piano Concerto No 5 Emperor Maurizio Pollini Claudio Abbado
プロフィール

- ☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー ピアノテクニシャン なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ
8 Comments
グルダの「熱情」なら聴いたことあります。
やけに速くてベートーヴェンじゃないと思いましたね。
バックハウスとは対照的です。
そうでしたか、軽くて早いですよ(笑)。ベートーヴェン ピアノソナタ全集に グルダの演奏があります。あの「熱情」もあっさりとしていますね・・・(笑)
残念ながら、グルダのハンマークラヴィアソナタは聴いたことないです。
私が 驚いたのは ハンマークラヴィアソナタ ケンプだと標準に聴こえるのですが グルダだと ジャズのように軽く聴こえてしまったのでした。あっさりとした感じですね。それも凄い事なのかも。
エンペラーは、ケンプが来日した時、初めて聴きました。
グルダのエンペラーは標準的な演奏で、あまり印象がないですね。
でも、それは凄いことなのかもしれませんね。
ふむふむ(^^)ヤマチャン…♪
チェックしたら、聞けることがわかりました。
8/2(日)14時~ ジョジョクラシック ベートーヴェン「皇帝」 http://t.co/aveS8OVlLf http://t.co/fXXh7NIfLc