フランク/コラール第3番
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フランク/コラール第3番
オルガニストとして 長年活躍していた セザール・フランク(1822-1890)
1858年 フランスのサント・クロチルド聖堂のオルガニストに就任し 生涯続いた。
1890年7月、フランクが乗車していた辻馬車が馬引きの列車と衝突する事故で 頭に損傷を受ける。
以来、体調を崩しその年の11月に亡くなった。その時に作曲していたのが この曲である。
コラール1番と2番は循環形式のファンタジー風。
3番は、大規模な曲で 前奏と主題、コラール、変容、再現、コーダが構成され フランクの作品の中でも
最高傑作とされ 今日、よく演奏されている。フランクの後任には シャルル=マリー・ジャン・オベール・ヴィドールが就任した。
ヴィドールはオルガン交響曲を作曲した事で知られている。
https://youtu.be/ReLip4qM3GY
ピアノ版
フランクの作品には 色彩がある。ベルギーということで フランスとドイツが融合したような重厚さと優雅さを湛えている。しかし、ドイツのオルガンと フランスのオルガンは 明らかに違う。
コーダの場面。ペダルで A B C が3回連打された後
「F G# A 」が奏され A dur (イ長調)に向かう。
フランクからの強いメッセージが伝えられる。
プロフィール
- ☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー ピアノテクニシャン なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ
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