2014.2.19（水）23時～　ジョジョクラシック　ショパン vol.21

ジョジョクラシック」は、クラシック音楽でリラックスできる60分。FMはしもと
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【曲予定】
ショパン／前奏曲第25番嬰ハ短調作品45　アルトゥーロ・ベネディッティー・ミケランジェリ
バラード第1番ト短調作品23　イリーナ・メジューエワ
スケルツォ第2番変ロ短調作品31　アルトゥーロ・ベネディッティー・ミケランジェリ
ピアノソナタ第3番ロ短調作品58　より第4楽章　ウラディーミルシュケナージ
練習曲第3番ホ長調「別れの曲」　ウラディーミルシュケナージ

【ピックアップ】ショパンとミケランジェリ
生誕日は2月22日　洗礼がその日であるために　３月1日ではないと私は考えます。
前奏曲嬰ハ短調は　ショパンの作品の中でも最も詩的な一片で　色彩色ある曲。ラフマニノフ・スクリャービン・ドビュッシーなどに影響を与えたという。
ミケランジェリはこの曲を得意としており　昭和大学人見記念講堂におけるリサイタルが名演。
「キャンセル魔」として畏れられており　ピアノの状態に厳しかった。
例えば　フルコンサートピアノを2台調律　試弾しコンディションがよくなければ公演をキャンセルした。
驚きのエピソード　彼は　ピアノから雑音があるという。調律師はどこから出ているのかと聞いたが　ミケランジェリはピアノアクションのささくれを指摘したのだった。
レパートリーは狭かったが、伝説にふさわしい。マズルカ・　ドビュッシー「喜びの島」など　ミケランジェリの演奏は　ひとつひとつの音が浮かび上がってくる～　ピアノをたたいているのでなく　「触っている」感じだ。ちょっと聴いたことのないショパンの「前奏曲」です～
ちなみに　弟子として　別府音楽祭で来日している世界的ピアニスト　マルタ・アルゲリッチや　マウリツィオ・ポリーニがいる。
（キャッチ画像は　高野山　根本大塔　来年２０１５年　弘法大師開創１２００年記念の年）