ヴァイオリンの白木


FavoriteLoadingお気に入りに追加

ヴァイオリンは 細かい木材の部品からなる。製作は1650年代から あの有名な ガルネリ ガダニーニ ストラディバリスなど イタリア クレモナを中心に隆盛を極めた。

ヴァイオリンが性能を発揮するには メンテナンスが欠かせない。ストラディバリウスとの出会いは運命的だと思う。何百台かが残っているらしい。 いずれも 共鳴は素晴らしいのだが 弓との相性 そして奏者との相性が一番左右すると思う。

逸話がある 伝説的なヴァイオリニスト 辻久子さん(1926年~)は 自宅を売却して ストラディバリウスを手に入れたと話題になった。一方 諏訪内晶子は 財団がヴァイオリンを貸与しているという。

では、現代のヴァイオリン制作者はというと 優秀な制作者が世界各地にいることで 開発され 現代の感覚にあったヴァイオリンが制作されている。こちらもぜひ 音を鳴らしてみること 使ってみることをおすすめする。

ドイツの ユリアーフィッシャー女史は 現代のヴァイオリンに切り替え 使用しているそうだ。録音を聴くと よい響きをさせています。

さて、 これは ヴァイオリンの白木 学生時代に ヴァイオリンを制作しようと思った。寸法の図面などをみたが ある部分は単純に ある分は複雑にできており 分析できなかった。が 白木を手に入れることができた。

P1190095_br640

万力で固定し 膠で接着して。ニスなどの塗りをしていく。指板は 黒檀が使われている。

P1190099_640

表側と裏側

P1190098_640

弓はヘルナンブコが主に使われ 馬のしっぽと 松脂で音が出るというから 先人たちの知恵により 私たちはヴァイオリン 弦楽を楽しむことができる。S字型の奥には魂柱(こんちゅう)がある。

プロフィール

Avatar photo
nishikunn
☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Optionally add an image (JPEG only)