

ジョジョクラシックは、クラシック音楽でリラックスできる60分。FMはしもと
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【曲予定】バッハ フルートソナタ第2番変ホ長調 BWV1031 【第2楽章 シチリアーノ】
フルートと通奏低音のためのソナタ 第1番ハ長調BWV1033 第3番ホ長調BWV1035
無伴奏 フルートのためのパルティータ イ短調BWV1013
【ピックアップ】無伴奏フルートのためのパルティータは フルーティストにとって難曲である。ブレスが必要なこの楽器にとって フルートソロのみで表現される世界は幻想的で この曲を聴くと フルートの多彩な表現をみることができる。バッハの時代は 「フルート・トラヴェルソ」のために書かれている。
フルートが発明される前は、ブロックフレーテといわれ 木管で たて笛 リコーダーをさしていた。リコーダーは音の強弱によりピッチが変わるなどの課題もあった。ドイツ人 フルート奏者 テオバルト・ベームの発明により金管楽器としてコンサートフルートが発明され正しい音階の発音 音量の強化などがはかられ 古楽のフルートがオーケストラから採用されなくなり現代のフルートとなる。なお、古楽のフルート(横笛)は 区別するために「フルートトラヴェルソ」と呼ばれている。また、たて笛はリコーダーと呼ばれるようになった。
シチリアーノは バッハ フォーレ レスピーギなどの作品がある。このリズムは 癒しの音楽となり モーツァルトのピアノ協奏曲第23番 第2楽章でも使われている。また、バッハのシチリアーノはピアニストのケンプによりピアノ独奏にも編曲され今日 親しまれている。
最近の研究によれば バッハの作品 「フルートソナタ第2番」について、偽作説がある。当時の トリオソナタ=フルートと通奏低音のためのソナタ(フルート チェンバロ ヴィオラダガンバ)をバッハは作曲しているが その雰囲気とフルート独奏のためのソナタ(フルートとチェンバロ)は 形式が進化していて和声も自由で バッハらしくないというのがその理由。では 誰の作品なのだろうか?こんなに有名なのに。
画像は 木管のリコーダー(モーレンハウエル)学生の時にデュオを組んで練習していた。
次回は11月23日(日)です。
プロフィール

- ☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー ピアノテクニシャン なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ
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