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刈込池 かりこみいけ と呼ぶ。なぜ 標高1095mのここに 池があるのだろう。謎は深まるばかり。打波川上流の幅ヶ平と呼ばれる台地。背後にそびえる願教寺山からの溶岩でおおわれた台地面が、長い間に浸食されて現在の刈込池ができたという。
その昔、泰澄大師が、白山山頂付近の千蛇ヶ池に棲んでいた大蛇を分けて刈り込み、封じ込めたという伝説から、名づけられたと。この池に流れ込む小川はありますが、池の水が流れ出るところはありません。しかし池の水位は一定。
国道158号線で 九頭竜湖 高山へ向かう途中に「勝原駅」付近に分岐があり そこからでも20kmくらいある。行き止まりかと思われるほど 道の狭くなっていくところ しかも横は川が滔滔と流れる 驚くのは 上流の方が 流れる量が多い。ダムのような堰がいくつもある。
上小池駐車場にとめる。紅葉が始まったというニュースを聞いて 来られた方は地元福井が圧倒的に多い。
(2015年10月17日)来週は 紅葉が見ごろになるとのこと。大渋滞になるかもしれない。正直なところ 下小池駐車場まで車が入れれば それだけで700m少なくて済むのだが。
上小池駐車場から1km歩いて行くと分岐があり そこから 岩場コース 60分 石段コース(急峻な上り) 50分。ほんとに 10分の差かな(笑)。個人差もあるのであくまで目安。私は いきは 岩場コース、帰りは 石段コース(下り)を選ぶ。
雨の跡など 道がぬかるんでいるところが所々あるので 靴はしっかりしたものを。ストックは必要かといえば どうかな。今回ストックは使わなかった。途中で 暑くなり 一枚 服を少なくしたが ザックは必要なものの 天気のよい日には、重装備は必要ないと思う。あと クマ鈴も合せて持つ。
なるべく休憩しないで 道を進めた。疲れがみえはじまる頃、「あと400m」の表示が。気持ちが高ぶってきた。ところどころある表示板が 心やすめにもなるし 休憩場所でもある。着いた、着いた。「刈込池」 神秘的な様相に魅せられた。山の中は 鳥がさえずるが この池は あまり音がしないのはなぜだろう。妙に静かなのだ。
天気は快晴。「碧空」に「紅葉」のコントラスト、疲れも吹っ飛ぶ。眼前の白山は雪がかかっていなかった。
冠雪があれば 白山 紅葉 がうつる ベストショットが撮れるかも。
天気は雲ひとつない快晴。日射しが強くなれば 空の青が映え 鏡池は 更に美しくなる。
水面の水草 視界の端にある木々 障害物を避けて 撮れる角度はそうそうないと思う。
途中に、「鳩ヶ湯」温泉がある。ここの公衆トイレで休憩をしておこう。ここから先は道が細い。
プロフィール
- ☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー ピアノテクニシャン なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ
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刈込池 紅葉がすすんでいます。来週あたりが見ごろ 大渋滞には気をつけてくださいね。
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