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第52回「全同志社メサイア演奏会」2016.12.24


第52回「全同志社メサイア演奏会」2016.12.24(戦後 通算65回) 戦前も含まれると 67回を数える。創立は 1935年(大正14年)同志社創立50周年を記念して はじめられた。1940年(昭和15年)第2回開催の後、戦争の影響で中断された。

15年以上前から 事あるごとに うかがってきました。メサイア全曲演奏(※第3部の一部において省略がなされている これは 最近の傾向である)と キャンドルサービス。
指揮 飯守泰次郎 演奏  同志社交響楽団 コンサートミストレス 岡村みなみ
ソプラノ 高島依子 アルト 福原寿美枝 テナー 小貫岩夫 バス 青木耕平
チェンバロ 井幡万友美 オルガン 高橋聖子
同志社メサイア・コアー S 10名 A 9名 メサイア・シンガーズ S28名 A 24名
同志社グリークラブ T 28名 B 24名

まず 同志社交響楽団の演奏で カレッジソング 学舎のうた

そして メインプログラムへ、前半と後半にわかれる。
オラトリオ「メサイア」は、キリストの生涯 「預言と降誕 受難と贖罪、復活 永遠の生命と栄光」で構成

第1部 メシア到来の預言と誕生、メシアの宣教
序曲 シンフォニア はじまった。深刻さが このオラトリオの原点である。バッハほどは重さはないものの、重厚さを感じる。バロック楽器の繊細さで オーケストラのみで奏される。

第4曲 And the glory of the Lord shall be revealed…。 こうして主の栄光があらわれ 十字架音型

第13曲 Pifa (Pastoral Symphony)パイファ 田園交響曲 牧歌的な情緒。

第2部 メシアの受難と復活、メシアの教えの伝播
第1曲 Behold the Lamb of God…見よ、世の罪を取り除く神の子羊

第3曲 Surely He hath borne our griefs. 激しさと哀しみの表現。

第4曲 And with His stripes 半音階のフーガ 受難が示される。。

第9曲 Behold, and see 尋ねて見よ
悲哀に満ちた 美しいソプラノのアリ。

第23曲 Hallelujah ハレルヤ、全能者にして主なるわれらの神は

多くの人が起立していたのが印象的。そういえば 隣の席の方のコーラスの話題が聴こえてきた。やはり この曲を歌いに来たのだと思う。1600人の人は 至福の時を過ごした。

第3部 メシアのもたらした救い〜永遠のいのち

第2曲 Since by man came death…それは、死がひとりの人によってきたのだから
哀しみに沈む表現。

第4曲 The trumpet shall sound…ラッパが響いて

第8曲 Worthy is the Lamb…終曲 ほふられた子羊こそは アーメンコーラス
やはり 終曲 全知全能の神を讃えたい。

 

キャンドルサービスのなか きよしこの夜 オーケストラ 合唱 その後 団員が減ってゆく。最後は 4重奏になる・・・アーメン。


2015.8.16(日)14時 ジョジョクラシック ヘンデル vol.99


ジョジョクラシックは、クラシック音楽でリラックスできる60分。ネットラジオ(PC) http://csra.fm/asx/hasimoto.asx スマホ タブレットは専用アプリ(TuneIn Radio)。 設定方法 http://816.fm/?page_id=71

【曲予定】『ハープシコード組曲』第5番 ホ長調 HWV.430 調子の良い鍛冶屋 ミカエル・ボルグステーデ
リコーダー・ソナタ ハ長調 Op. 1, No. 7, HWV 365 エリック・ボスグラーフ – (リコーダー)フランチェスコ・コルティ –  (チェンバロ) ハープ協奏曲変ロ長調 HWV294  シャルロッテ・バルツェライト(ハープ)ニコル・マット指揮 シュツットガルト室内オーケストラ

【トピック】終曲「エアと変奏」に付けられた通称。楽曲は、イングランド伝統のディヴィジョン様式で構成され、エアに続いて5つのドゥーブルが連なり、変奏の度ごとに旋律もしくは伴奏の音価が細分化されてゆく。すなわち、右手に16分音符が連鎖する第1変奏、16分音符の動きが左手に移る第2変奏、16分音符の三連符が右手に現れる第3変奏(第4変奏は同じ音型が左手に移動)、32分音符が両手に交互に現れる最終変奏、日本では、「調子の良い鍛冶屋」という訳語が定着している。鍛冶屋のハンマーの音はしばしばよく響くところから、軽快にハンマーを叩く「よく響く鍛冶屋」とも解釈できる。ハープシコード組曲第一巻(出版1720年)の8曲中の第5曲。4楽章から。Praeludium(前奏曲)Allemande(アルマンド)Courante(クーラント)Air with 5 variations(エアと変奏)〜「調子の良い鍛冶屋」

アルトリコーダーソナタは、ありがたいことに、バロックのソナタの中では、比較的やさしく演奏できる。 イギリス王室に仕えていたヘンデルは、王女に音楽を教えていました。当時の音楽演奏においては、即興的に伴奏を考えて演奏する「通奏低音」という伴奏スタイルが一般的だったので、ヘンデルは、通奏低音の演奏法についても王女に教えていたのです。 現在残っているリコーダーソナタのおもなものは、実は通奏低音の練習を主な目的として書かれたものだと考えられています。通奏低音はとても難しいところがたくさんあるのですが、独奏楽器リコーダーのパートは、かえってシンプルに書かれている。ヘンデルのリコーダーソナタが、プロからアマチュアまで、多数のリコーダー奏者みんなの宝物となっている。

もともとオルガン協奏曲第6番変ロ長調を編曲したもの、ハープの典雅な響きの魅力が十分に発揮されており、ハープというのは不思議な楽器で、その形や演奏形態、そして音の響き方は、まさにエレガントそのものであります。この楽器がそこにあるだけで、その場が華やぎます。 しかし演奏は結構難度が高く、「ダブル・アクション・ペダル・ハープ」というのが現在使用されている一般的なものですが、両手で弦を爪弾きながら、7本のペダルを足元で操作して弦を半音上げたり下げたりという忙しい動きをしています。だから女性奏者はロングドレスを着ていることが多いはず。 曲は、3つの楽章から。 第1楽章は、4分の4拍子。テンポは「アンダンテ アレグロ(歩くように快速で)」という面白い指定がされています。ハープも交えた全奏での、鳥が飛び立つようなテーマから始まります。オーケストラは休むことが多く、ハープが16分音符で糸を紡ぐような長めのフレーズが多く、ハープの響きを心ゆくまで味わえます。前半と後半に分かれており、両方とも繰り返します。第2楽章は、4分の3拍子。ラルゴの短調の緩徐楽章。付点音符の引きずるようなリズムを主体とした、哀感に満ちた慰めの音楽です。ハープが高音で崩れ落ちそうな歌を歌う時の感動的なこと。最後は属和音上に半終止して次の楽章に移ります。第3楽章は、8分の3拍子。テンポはアレグロ・モデラート。快速ですが、あくまで中庸の速度で、という奥ゆかしい指定です。しかしここでは第1楽章でちょっと控えていた分、ハープが”弾けている”感じです。前半と後半に分かれており両方とも繰り返して、この優美な曲を終わります。

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Haendel

調子のよい鍛冶屋 ハープシコード組曲ホ長調より

ハープ協奏曲 変ロ長調