バッハ/シャコンヌ Bach/Chaconne
バッハ(1685~1750)/無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番ニ短調BWV1004 第5曲 終曲のこと。ブラームスはクララのために「左手のためのシャコンヌ」に編曲した。
チャイコフスキーコンクールのヴァイオリン部門では、よく奏される。それほど 弾き手によりかなり曲の感じが変わる。
昔、映画 無伴奏「シャコンヌ」を銀座の映画館へ観にいった。まだDVD化されてないようだ。ギドン・クレーメルの演奏が印象的だった。
ヴァイオリンは和音を鳴らすと、片方の弦の音が減衰してしまい 音を残せないのである。バロックヴァイオリンは、駒の角度がそんなに鋭くなかったので、和音は弾きやすかったのかもしれない。柔らかい音色・音域も低めだったので、メロディーより、オブリガートを奏でていたとされる。
この映画は私にとって名作。