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人間魚雷「回天」記念館 


山口県防府市に演奏旅行に出かけた。現地の人とやりとりしている。私の担当している(インターネットラジオに対応)「昭和歌謡の番組」戦争関連の資料を取材しているが、「回天記念館」を訪問した。

「人間魚雷回天」という映画があった。「回天」というのは・・・魚雷の特攻部隊である。全国に4か所 山口県 大津島 光 平生 大分県 日出町大神 に基地があった。2000名近くが訓練を受け 145名が犠牲になった。平均年齢 21歳と 今後を担う若者が特効の命令を受けたことは 本当に悲しいことである。

爆薬が1.5トン 戦艦を一発で駆逐する破壊力 通常0.3トン 全長 14m 直径 1m

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この1mほどの中に入り操縦する。これが新型の特攻兵器であった。

特攻の募集に関して。
志願兵に対し 特攻兵器であることを知らせなかった。土浦海軍航空隊の予科練習生の場合、応募者2千余名から、身体健康で意志強固な者、攻撃精神旺盛で責任感の強い者、家庭的に後顧の憂いのない者(一人っ子、長男でない者)を基準に100名を選抜。「生還の望みはない」と説明されたのだ。

「特殊兵器(回天)は挺身肉薄一撃必殺を期するものにしてその性能上特に危険を伴うもの」(挺身・・自分の身を投げ出して事に当たること)。「選抜せられたる者はおおむね三月及至六月間別に定められたる部隊において教育訓練を受けたる上直に第一線に進出する予定なり」。(当時回天作戦がまだ軍機密事項の段階であったため、敵への情報流出を防ぐ必要から、兵器に関する具体的な内容は一切記述していない。)実際には3か月~6か月でなく およそ100時間程度の教育により 出来るものから選ばれ 戦場にいったとされる。

山口県 周南市 (旧徳山市)にある回天記念館のこと。
徳山駅 からすぐ 徳山港から 大津島へ 高速船で18分 船のデッキから見る景色は 工業地帯の煙突やタンカー コンビナートなどと対照的に無人島 など島が多数ある。美しい島。一方 戦中には 基地や要塞がつくられた。 この大津島もまた 特攻の島として忘れてはならない.。人間魚雷「回天」の訓練が行われた。徳山港にあるポスター 「回天」の模型がある

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大津島から高速船で約18分 客船とフェリーとがある。 DSCN9309_640

回天の島 大津島へ 瀬戸内にうかぶ 無数の島 無人島も多い 基地や要塞がつくられた島があった。

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大津島 に着いた。回天の島とある。

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小高い丘にある 記念館 。気持ちが引き締まった。

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魚雷 回天の機体。厚みは少ない。潜望鏡がついている。操縦席はあまりにも狭い。

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挺身突撃 七生報国 など の自筆。どんな気持ちで特攻へ行ったのだろう。想像を絶する。

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壕 隊道がある。天井も高い ここで 重要な作戦会議を行った。

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隊道を超えると 訓練場がある。

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ここが訓練場。現在は魚釣り場所として 訪れる人が多い。

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