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英霊の鎮魂


「英霊」というと 靖国神社。おもに「戦犯」といわれる御霊を祀る神社である。靖国参拝は、韓国 中国から反対され 国際問題になっている。戦犯といわれた御霊にまいることは 戦犯者を肯定することになるという解釈があるのだろう。確かに GHQは、護国神社を排除しようということで 神社庁は改称したことがある。今は 平和憲法の中 軍備を持つことは考えられない。が、改憲する動きもあり 憲章に傷がつく恐れがある。そのマッカーサー三原則が草案となったのだが、A象徴天皇制 B戦争放棄(戦力のための軍備を持たない)C封建制の廃止である。特に、封建制の廃止については、皇族は除外され、天皇制の存続の維持と連動していた。華族の権利は消滅し「民主化」をすすめる内容だった。

世界がみている。外国がどう思おうと、自国の戦死者を悼むのはごくごく自然なのではないかと。なお 空襲など戦災者を祀るのは 東京都慰霊堂(墨田区)である。

おじいちゃんの弟は戦死した。(遺骨はない 遺品はあった)東南アジアだという。おじいちゃんの墓は 地区の共同墓地の一角、戦死者の墓にあり、お骨のない墓なので 家族はほとんど参らなかった。遺品は先祖代々の墓におさめられている。何年か前に戦死者のお墓が取り壊され一つに集められた。無縁が多くなってきたからでしょうか。
私は、先祖代々のお墓、無縁地蔵にまいります。沖縄・広島・長崎の慰霊碑には特別な気持ちでおまいりしています。しかし 身近な英霊を悼むことに関心が薄かったと思う。

英霊を祀っているのが、「護国神社」。東京都を除く46道府県にある。日本を守ってくれた戦死者に感謝するという意味でお参りします。ただ それだけです。

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戦没者慰霊塔

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広大な境内

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境内から三日月がよく見える

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