響きとは どういう意味を持つのか。 音は秒速330mで伝わるというけど。
金属なのか 絶縁体か によっても伝わり方が変わるし。物理的な話はさておき
響きを意識して聴くことに注目してみたい。
表現する音楽によって、音色を変えます。例えばG線上のアリア 「バッハ 管弦楽組曲3番から」
この曲は、小澤征爾さんが 追悼演奏会で演奏しているのを聞いた。
オーケストラというと VN VI VC CB 4声で表現。この曲をオルガンにアレンジするとどうなるか。
バッハの音楽は 多声音楽なので どの楽器に編曲しても ソースは失われない。
オルガンだと さらに崇高さが増すのだ。僕は、この音楽をアコーディオン用に編曲して
演奏している。すべての音を網羅するのは大変だけど できるだけ 書いてある音を忠実に再現し
バッハの思いに応えるようしたいと思った。
アコーディオンも結構いけるなあと思っていたが、最近 バンドネオンでこの曲がとても気にいっている。
バンドネオンは南米など賛美歌の伴奏で使われていたとか。オルガンを導入するのは大変だが バンドネオンなら導入しやすい。音色もオルガンなので とてもよく似合う。タンゴだけでない。しかし バンドネオンでアリアは崇高さが違うんだよな。教会音楽を聴いているようで感動が増す。楽器って大切なんだなと実感した。
これは ライプチヒ バッハゆかりのトーマス教会 このオルガンの響きは
約300年前 バッハが演奏しただろう オルガンの教会の響きだ。
何回か ライプチヒ行っているが バッハのトーマス教会にお墓があり 花が絶えることはない。