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旧近衛文麿別荘(市村記念館)


旧近衛文麿別荘(市村記念館)

軽井沢の中心部、溶岩ドーム風の離山(標高1256m)の麓にある 緑豊かなエリア 他に 軽井沢町立離山図書館 軽井沢町歴史民俗資料館 がある。

大正時代、あめりか屋によって洋館が建てられた。大正15年に近衛文麿が軽井沢の別荘第1号として購入したのち、近衛と親交があり、南原の別荘地としての開発に尽力した市村今朝蔵が購入した。移築復元された後、博物館として公開された。近衛文麿、雨宮敬二郎、市村家の資料等が展示されている。

軽井沢町大字長倉2112-21


浅間山の朝(軽井沢)


浅間山の朝(軽井沢)

軽井沢の朝は、浅間山(標高2568m)をみることから。硫黄岳のような爆裂火口のイメージではない。円錐型の山でもない。それは、浅間山だからこその山容だ。こんもり盛り上がったきれいな褐色に見える砂山。私は、浅間山の山容が好きだ。冬山は薄っすらと雪の被った「ショコラ」とも呼ばれ親しまれている。
第一外輪山、黒斑山(くろふやま)、第ニ外輪山、前掛山(まえかけやま)、他に牙山、鋸山、子浅間山や浅間隠山などたくさんの峰から成り立っている。

浅間ハイランドパーク(群馬県吾妻郡嬬恋村)の朝はすがすがしい。気温は14度、池から霧がたっていた。朝霧が湧きたつ光景がいいな。

その後、二度上峠へ(群馬県吾妻郡長野原町と高崎市の境界)浅間隠山の登山口。広大な浅間高原を俯瞰し肌で感じる。木曽高原も広いが質が違う。
カラマツの自然林が多い。秋は黄金色に輝くであろう。

少しいくと鬼押し出し園(群馬県吾妻郡嬬恋村)がある。1783年(天明3年)におきた浅間山の噴火の際に流れ出た溶岩(鬼押溶岩流)を見ることができる公園。
1951年7月1日、営業を開始した。溶岩の芸術と浅間山の噴火からの歴史に触れることができる。

浅間山は 有史以来噴火を続けている火山。
685年(天武天皇14年)奈良時代に噴火した。「日本書紀」の記録にある。
1108年(天仁元年)前掛山が噴火。
1783年(天明3年)「天明の噴火」で1600人以上の死者を出した。また、凶作になり 天明の大飢饉をひきおこしたとされる。
1983年(昭和58年)爆発で降灰。
2015年(平成27年)6月 小規模噴火 火山警戒レベル1から2に引き上げられた。その後は、時々噴煙をあげる浅間山を見ることができたが 小康状態になった。
2018年(平成30年)8月 火山警戒レベルを2から1に引き下げた。

 


三笠ハウス(旧三笠ホテル)


三笠ハウス(旧三笠ホテル) 国の重要文化財 有島武郎によりつけられた。ホテルは1906年(明治39年)5月開業~1970年(昭和45年)まで。

1983年4月より公開されている。「三笠通り」にホッとする、カラマツの林。

 

この小さな綺麗な花が咲いていた。手入れがされており感服。
「軽井沢町民憲章」をポリシーとし、誇り高い住民意識があり、来訪者を心あたたかく迎えている。


軽井沢朗読館 


声 と 音 文学  詩 小説 漫画 と 朗読

朗読という言葉 人間らしさがある。

日ごろ 音声認識 あるいは 自動再生される広告等 私達は音に囲まれて 生活をしている。

目は疲れるが 耳は疲れるのかな。人間の耳は 聴き分けができると言われているが本当にそうなのか。胎内にいる時から 外の様子が聞こえるという。

音が 情報になり 心理に結び付く。例えば 自動車のエンジンの音を聞いて 何かを想像する。何かを運んできてくれる自動車なのか。それとも おしゃれなショッピングモールの周辺を排気ガスを出して走る車の交通なのであろうか。音は、環境がみえてくる。私も 人前で話す事で 気をつけていることが。事前に必ず音読するようにしている。

軽井沢には 「朗読館」 があり 朗読会を 楽しめるようになっている。NHKの元青木アナウンサーが開設した。

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70名ほど入るホールは 朗読だけでなく 音楽会が 行われている。 これは チェンバロ。

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青木さんの 朗読がインターネットで聴けます。宮沢賢治 書の世界も堪能。