仙台から高速バス 4時間で 大船渡方面 一関 気仙沼 経由 盛駅前まで。
また 帰りはBRTで 気仙沼経由で 柳津 小牛田 経由 名取市 仙台空港に入る。
大船渡に入った。リアス式海岸 風光明媚 大きな湾になっている。
元のJR大船渡駅は 津波で流されてしまって、現在 BRT バス高速輸送システムによる 「BRT大船渡駅」がぽつんとある。もう少し 歩いて5分くらい 国道45号線沿いに行くと 商人橋(あきんどばし)という停留所があり ここに 仙台方面への高速バスが停留する。なお、プレハブ横丁がある。
次の駅の 盛駅が JR線のターミナル駅。リアス線などにも接続している。
大船渡駅周辺は。あの プラザホテルなども 修繕して 一時的に営業をしているものの 移転を余儀なくされている。周辺は橋、かさあげの工事など 更地になっていて 工事車両がいきかい また 工事関係者が宿泊するホテルのような雰囲気さえある。
陸前高田 大船渡市から50分くらい行ったところにある。これは、かさあげ工事のための 「ベルトコンベア」 土砂を運ぶのは 通常ダンプカーで運ぶが 効率があがらない。そこで 大規模な ベルトコンベアをつくり輸送している。9年かかるのを2年に短縮できるとある。かさあげは 一説に 12.5mあるというから 海がみえなくなるくらい盛土をしなければならないのだ。
奇跡の一本松 BRT駅では 物産店があって買い物 休憩ができるようになっている。NHKきょうの料理で しょうゆ みそ もろみなどは この八木澤商店さんのが使われている。また、マンガ「美味しんぼ」108巻に登場している。ネットショップはこちら。
一本松は簡単には見えない。なぜなら ベルトコンベアの間を縫って 立っているようなものだから。まっすぐに立ち入れないようになっている。工事がされている。
駐車場におりて 工事中のゲートの周囲をてくてくと10分くらいいくと 少しずつみえてきた。あの7万本あった松原が 流され 一本だけが残るという 遺構である。
奇跡的ではあった 一本だったが、その後、塩害などにより 枯らしてしまった。その後 これを保存することにし 根幹は、形をとどめるよう施しているという。象徴であり 手を合わせせずにはいられない。
しかし、この大規模なベルトコンベアの中にある 奇跡の一本松で 落ち着いて手を合わせる気にはなれなかった。何とも言えない 違和感。 このベルトコンベアが早くなくなってほしい。(以前 神戸の人工島造成のときに見たきり)