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朗読「太陽と地球」まどみちお


まどみちおさんは「ぞうさん」を作詞した人で 100歳を超える詩人。平和作家であると同時に独特の解釈でポエムを綴っています。

詩集をいくつか出版。そのなかの「宇宙のうた」にも様々なポエムがあります。
「太陽と地球」にとても興味深いことが書いてありました。

地球は太陽に照らされているが 反転(裏面)すると真っ暗になってしまいます。そこで太陽が月をつかわし、月の光をつくりました 夜を安らかに眠れるように・・・地動説 天動説 と違う発想。

「祈りをこめて 太陽は地球のそばに月をつかわしました。
地球の夜をみまもらせるために 美しくやさしい 光をあたえて
・・・
太陽は 忘れたことがありません 地球の寝顔が どんなに安らかであるかを
夜どおし 月に 聞くことを・・」

まどみちおさん。ファンタジーなんだけど とても美しい詞

月は MOON(英語) luna(ラテン語)チャンドラ(サンスクリット語)
太陽の光は燦々と 月の光は煌々と まばゆいものです。
今日は終わるけど 明日は光が燦々と降り注ぎますから~

「明日」という字 太陽と月が合わさった文字 まばゆいばかりの明るい日が明日なのです。生きているかぎり 燃えるものをもっていたいものです。

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そんな事を思いながら この日は 2年目の3月11日でした・・・
政府復興式典の弔辞での宮城県の遺族の男性のことばに打たれました。
乗り越えられる自分を かみさまがみててくださいます~