Author: nishikunn

☆PCPAL代表取締役 日本アコーディオン協会理事 FMはしもとパーソナリティー  ピアノテクニシャン  なにわシャンソンコンクール審査員 市ボランティアサークル連絡協議会副会長 TOPページへnishikunnのページ

唐松岳(2696m)の三段紅葉「不帰の嶮」


唐松岳(2696m) 三段紅葉 雲海の上 「不帰の嶮(かえらずのけん)」
「新日本百名山」後立山連峰(うしろたてやまれんぽう)八方池の三段紅葉

私の好きな「不帰の嶮(かえらずのけん)」【トトロの耳】と勝手にそう思っている、不帰キレットの絶景。日本三大キレットの一つ。身の程知らずが天狗に近づこうとしてここへ向かい、ついに帰ってこなかったという。天狗の頭(2812m)から唐松岳の破線ルートで、天狗の大下り(2706m)、不帰キレット(2420m)、一峰(2470m)、二峰北峰(2580m)、二峰南峰(2614m)、三峰と続く難所。空中の梯子橋が有名。NHK「日本三百名山一筆書き」の田中陽希氏も動画で驚きの声を上げている。そういえば、日本百名山に入ってないが、それは勿体ない。白馬岳、五竜岳が百名山なのでその縦走路のピークとして捉えたのか。八方池までは軽登山でその先の丸山からは道が厳しくなる。三段紅葉は、麓の緑、山腹の赤や黄色、山頂の白のコントラストの事で空の青も含めると四段になる。時期は2週間あるかないかだと思う。

10月5日に初雪で積雪30㎝あり、6日に強風(吹雪)でリフトとゴンドラは営業中止。(八方アルペンラインは11月5日まで、黒菱ラインは10月15日まで。)7日に気温は-3℃。八方池山荘の道で足を捻挫した人がいて救急隊が出動した。頂上山荘は雪が残っていたため、注意を呼びかけチェーンスパイクや軽アイゼンの冬装備でないと下山が難しいので宿泊できなかった。この状況では当然の判断。この夏は、水不足にも悩まされた。今週に入り、徐々に雪が解けた。ただし、ジャンクションピークの手前、痩せ屋根の手すりのある急な階段に雪が残っている。バランスを崩したら滑落する。

北アルプスでも屈指の八方池(2060m)の絶景がみられる。往復2時間と散策に30分かかるとして3時間ほど。ハイキングとあるがサンダルはダメでしょう。水分補給やジャンパーは準備していた方がよい。岩ゴロの道と木道が選べる。岩ゴロ道は白馬三山をみながらだが歩きにくい。一方、木道は五竜岳をみながらゆるやかな坂だが霜がおりていると滑る。しかも、高さがあるので踏み外すとケガをする。まだ、ザレている道の方がよい。週末は人が多く、自分のペースで登ることが難しい。そして、白馬で雨が降り風が強いと凍える寒さに。この道は第2ケルンで合流しトイレもベンチもある。そこから岩ゴロ道の急坂を超えれば八方ケルンで白馬三山の白馬岳(しろうまだけ)(2,932m)と杓子岳(しゃくしだけ)(2,812m)、白馬鑓ケ岳(はくばやりがたけ)(2,903m)が見え八方池がもうすぐ。青空とダイナミックな白馬連峰が映し出される鏡池は北アルプスを代表する景観で息をのむ。

第3ケルンからは、登山装備が必要。岩ゴロ道はなく歩きやすい。唐松岳の日帰りは、リフトの営業時間内に。(リフトなしの登山もできるが、体力を消耗するし、ヘッドライトが要るだろう)黒菱ラインは8時15分にオープンするが、チケット購入とリフト待ちの時間がかかる。ゴンドラクワッドも含むと20分ほどかかるので、八方池山荘には8時40分頃着いた。そこから16時過ぎまでにもどらなければならない。下の樺からは、八方尾根のゆるやかな道を行くが突然ジグザグな急坂で扇雪渓までがキツい。途中、ハイマツ林がありライチョウの足跡のようなものが見える。そして、上の樺からはゆるやかで丸山に着く。見晴らしは最高で、不帰キレットの迫力。ここから山頂まで70分。さらに高度をあげる。巻道と尾根道の分岐、数年前までは、巻道で直接、唐松岳山荘に行くルートがあったが、崩落で通行禁止。今は、厳しい尾根道で幅が狭い。単管の手すりがある。かなりの段差で雪が残っていてビビッた。滑らないで。下りはもっと怖かった。乗り超えるとジャンクションピーク、凄い光景。唐松岳への稜線がきれい。五竜岳も白馬岳も。休憩している人が大勢いる。ここから山頂までは20分。下には、唐松岳山荘が。

実は、前回の登山で夏靴のアウトソールが剥がれた。もう5年以上も履いている。帰りだったため、ほとんど問題なかったが滑り止めの効果はない。修理するか、購入するか。もうひとつの登山靴はコロンビアの「カラサワ」ミドルカットシューズ。軽登山には向かない。それと今年の初め、冬靴でKEENの「ウインターブーツ」を購入。念のため車に積んでいたので試す時がきた。しかし前日の疲れか、靴が重い。三浦雄一郎さんが 足にダンベルをつけてトレーニングしている映像を思い出した。脚力も必要なんだ。ちなみに、前回の黒斑山登山で往き3時間30分帰り2時間30分の6時間で、腰・膝・足首の痛みはなかった。つま先が少し熱を持っていたくらい。今回は、往き4時間と帰り3時間30分で約7時間半。唐松岳の厳しさを教わった感じがする。連日の山歩きで、尻の筋肉が盛り上がっているのを確認できた。

黒菱ライン 8時20分 → 八方尾根ライン 8時30分 八方池山荘 8時40分 → 第2ケルン 9時20分 → 八方池ケルン 9時40分 → 第3ケルン 9時50分 → 扇雪渓  10時40分 → 丸山 11時20分 → 頂上山荘 12時20分~30分
丸山 13時20分 扇雪渓 13時40分 第3ケルン 14時20分 第2ケルン 14時40分 八方池山荘 15時20分 八方尾根ライン 15時30分 黒菱ライン 15時40分

黒菱ライン 1500m ペアリフト(安全バーなし)速度はゆっくり 振動はほとんどない
八方尾根ライン 1680m クワッドリフト (安全バーあり)高度をあげる ザックを前にして乗る人がいたが・・・
第1ケルン 1820m 雲海の上の景色が最高。
八方池山荘 1860m トイレ有 スタート 岩ゴロ道か木道か選べる
石神井ケルン 1974m 八方山ケルンとも
第2ケルン(息ケルン) 2005m で合流 トイレ有
八方ケルン 2035m 白馬三山がみえる。八方池がもうすぐ 散策道の木道がある。
第3ケルン 2080m【この先、登山装備が必須、登山届必要】
下の樺 2160m なだらかな尾根沿いの道でダケカンバの紅葉がきれい。
上の樺 2280m 道はジグザグで急坂、しんどいところ。
扇雪渓 2312m ほとんど雪がない。途中にハイマツ林と雪渓があり足跡をみつける。おそらく雷鳥のあしあと。
丸山ケルン 2360m 唐松岳を目指す人が目標とする地点のひとつ。大迫力の不帰キレットと白馬三山。ここから幅狭の痩せ尾根と厳しい急坂が最後。
ジャンクションピーク 2620m 八方尾根方面と五竜岳方面、白馬岳方面のつなぎ目。唐松岳への稜線がきれい。

【コメント】今年は、コロナ禍あけで登山者が増えたが、事故、重大事故が各地で起きている。原因は諸処あるが。
1 不帰キレットで遭難 2 黒斑山で足首骨折 3 尾瀬で木道から転落 ・・・

下山時、第2ケルンの木道で、声をかけられた。医療関係の方から「具合の悪い方がいて介助されながら歩いているので」足元がおぼつかないようだ。前後に介助者がいて声掛けと誘導。リフトの上では救急隊員が向かっている。下では救急車が待機。上空ではヘリがホバリングし黒菱ラインのヘリポートに降り立った。誰も行動不能になれば救助要請を出さないと命に関わる。医療関係の方には頭が下がる思いです。ちなみに私は、登山届を提出はもちろん、「やまの保険」に入っています。

 

三段紅葉(緑・赤や黄・白)というが、空の青を含めば四段紅葉になるのではと。この時期は、2週間あるかないか。

不帰キレット 破線ルートで遭難者が出ている厳しい岩稜帯 猫の耳を彷彿とさせ、私は勝手に【トトロの耳】だと思っている。丸山からが迫力ある。唐松岳からだと、耳の雰囲気は変わる。

ジャンクションピークから 唐松岳方面、五竜岳方面、白馬八方尾根方面のつなぎ目。

黒菱ライン 往復1900円と安いのだが、割引対象外 しかも10月15日までの営業。
黒菱駐車場までの和田野の林道が苦手な人は、八方尾根ラインがよい。11月5日まで営業、割引チケットも購入できる。10月25日現在、
八方池山荘に積雪が30㎝くらいで木道は滑ります。融ければ三段紅葉がみられるが、冬山装備をしっかりと。尾瀬で木道から転落したニュースがあったが人事ではない。

第2ケルンから八方ケルンまでの坂 これが意外とキツい。登りきったところに絶景。

八方ケルン。ケルンは6つある。ケルンとは登山者が小石を積み上げたものである。山では、霧や吹雪で視界不良になることがあり、道標として建てられる事がある。立派なコンクリート製。
第2ケルン【息(やすめ)ケルン】は、遭難者の霊を慰めるために建立された。

八方池(2060m)

 

単管パイプの手すりがつく石段に雪が残っていた。

 

ジャンクションピークの手前は、岩稜帯の高みのあるところ 雲上の世界

超えてきた。唐松岳の稜線沿いの道と山荘。

唐松岳と不帰キレット タイムリミットの12時30分 帰りのゴンドラは4時すぎに戻らなくては。

黒菱ラインでは、救急車が待機していた。

登山終了後は、温かいそばが食べたくて「道の駅」白馬がまだ開店しているうちに。ここは温泉も併設されている。


2023.10.26(木)13:00「おきがるタイム」FM816 vol.254


2023.10.26(木)13:00「マコルネのおきがるタイム」シャンソン・昭和歌謡・アコーディオン FM816 パーソナリティ マコルネがお届けします。
【ネットラジオ(リアルタイム配信)アプリなしで視聴】https://www.jcbasimul.com/radio/1302/

【予定曲】オレンジのハッピーハロウィン サンフランシスコの6枚の枯葉 黒い鷲 天体 真珠採りのタンゴ 楓 昴 紅葉 小さな木の実 まつり いい湯だな 柿の木坂の家

【コラム】コロナ禍があけた5月、猛暑にやられた夏、ようやく落ち着いた「秋」も束の間、10月末のハロウィンの時期になりました。急に寒くなりました。体調管理にはお気をつけください。


志賀高原の紅葉


志賀高原の紅葉

志賀高原は上信越高原国立公園で、北信地域。20万年前の火山である志賀山の麓に凹凸ができ、湖沼と湿地ができた。中心部は、大沼池、丸池、蓮池、一沼、琵琶池、木戸池を指すが、夜間瀬や渋峠、横手山、草津、木島平村などの一部でも志賀高原の名が使われている。スキー、リゾート、温泉、登山、観光でにぎわう。標高は旭山1500m~志賀山2035m~岩菅山2300mで寒冷地。紅葉は八ヶ岳よりも早く9月後半からはじまり11月には降雪する。渋峠は、国内国道最高地点(2172m)で初雪が早い。スカイレーター展望の横手山の朝夕の雲海は、写真家の一大スポット。

志賀高原といえば、四十八池の湿原とコバルトブルーの大沼池(標高1694m)。志賀山は登った事がある。四十八池めぐりで山頂からみた大沼池は綺麗だった。大沼池は透明度が本州2番目。また、大蛇伝説もあり、神秘的なところ。2023年は、水が引いてしまい5月下旬から湖底が一部あらわになった。現在は元の水位に戻っている。最近テレビで「水抜き」が公開されているが、汚泥を洗浄し、外来種を駆除し、リセットする役割を持つという。私的には、余呉湖の湖底の龍神様の事や下北山村の明神池の祟りにあるように、池のものは障らないが無難。まあ、ダム湖や貯水池なら「水抜き」はできると思うが。その大沼池は簡単には行けない。GOOGLEマップには車道のような表示だが未舗装地。ハイキングではなく軽登山。ルートは2つある。清水公園駐車場からで池の畔まで片道80分。もうひとつが硯川駐車場から前山サマーリフトで渋池から四十八池めぐりで大沼池へ片道2時間。

時々曇ったり不安定な天気。池尻まであと少しのところ雨で撤退。ビジターセンター横にある「蓮池」はきれいだった。霧で気温8℃。10月の志賀高原は冷える。旭山の麓「一沼」の赤い葉の紅葉が格別だが黄葉の紅葉はこれから。近くに「平床大噴泉」の源泉が勢いよく白く煙があがっている。珍しい蒸気温泉で古湯の発哺(ほっぽ)温泉や渋温泉、湯田中温泉で温まりたい。

 

志賀高原ビジターセンター横にある「蓮池」絵画のような鏡池 夏は蓮が咲く 湖畔の景観

清水公園(標高1550m)住民か、ここへ水を汲みに来ている。これでコーヒーが飲めたらいいね。大沼池はここからスタート。

清水公園から少しいくと標示板。

分岐点。バス停方面からの道と合流。逆さ池方面には、1.5km。大沼池にはここから1.8㎞とある。人気のない道だったが、ここで団体ツアーに遭遇した。

志賀高原は日本海側が近い事から季節風が流れ込み標高1500mでも見事なコケが植生している。八ヶ岳の白駒池だと標高2000m。

「旭山」(標高1524m)登山口から「一沼」へ 坂は滑りやすいので、きちんとした靴で。

一沼。北八ヶ岳の白駒池を彷彿とさせるが、そこまで大きくない。これが黄葉になると絶景。

「熊の湯ほたる温泉」(旧硯川温泉)「平床大噴泉」源泉が勢いよく白く煙があがっている。


ヴァイオリンコンサート&公開講座「高みにある音」武蔵野音楽大学


ヴァイオリンコンサート&公開講座「高みにある音」2023.10.10

武蔵野音楽大学ブラームスホール 崔 文洙(ちぇ むんす)氏

バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV 1001
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
パガニーニ:「うつろな心」による序奏と変奏曲 Op. 38

出演者
崔 文洙(ヴァイオリン)Munsu CHOI
水野ゆみ(ピアノ)

公開講座

サン=サーンス ヴァイオリン協奏曲第3番
ショーソン 詩曲

武蔵野音楽大学 「のだめカンタービレ」 – 原作の桃ケ丘音楽大学のモデル 1929年創立、1949年、新制大学発足での日本ではじめて音楽大学を認可された大学。江古田新キャンパス2017年竣工。ベートーヴェンの塑像が。ブラームスホールは永田音響設計による席数400のホール。オンラインチケットが便利だと感じた。

崔 文洙(ちぇ むんす)氏は海外での活躍はもとより、帰国後、小沢征爾氏に認められ新日本フィルハーモニー交響楽団のソロ・コンサートマスター、また大阪フィルハーモニー交響楽団の首席客演コンサートマスターをつとめ、今年度から武蔵野音楽大学の客員教授。ヴァイオリンの音は格別。「高みにある音」名器「アマティ」が、色彩豊かに響く。バッハの無伴奏は、ヴァイオリン一台での色彩溢れる世界。ヴァイオリンは2つの音を長い時間同時に鳴らすのが難しい。また、開放弦の音とそうでない音の音価が違ってくる。強弱と、声部の謳わせ方。バッハの不協和音的な音も絶妙で心情を投影する。一つ一つの音を大切に。フランクはオルガンの重厚な世界を表現した。傑作のこの曲はヴァイオリンを支えるピアノの役割が大きく、時にはヴァイオリンとピアノが同じ音価でたたかわせる場面もあり、技巧的にも最高を要する作品。ヴァイオリンの音が あんなにコントロールできたら。ボーイングが肝。アコーディオンなら蛇腹。そのコントロールは大変なことであり音を作る事から。ピアノは指を押せば音が出てしまうので音の流れを考える方だが。

レクチャで コンサートのプログラムとしてもコンクールの課題曲としても有用な曲
サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番:ヴァイオリンとピアノ伴奏版による 先生の要求する音を出そうと頑張っていた。その場で音が変わったのがはっきりとわかるのに驚き。
技巧的に難しい曲だが、単調にならないように。低音の出し方、弓の体重ののせかた、イメージの膨らませ方など。早いパッセージを丁寧に弾くように。
ショーソンの詩曲:詩情あふれる傑作。フレーズの最初をどう弾くか考える。上行、下行の音の向きと強弱のバランス。また、質問が出て弾く時の体幹としてのバランスの事。

 



浅間山(2568m)噴煙たなびく


浅間山(2568m)噴煙たなびく

「花の百名山」カラマツ林の紅葉ははじまったばかり。黒斑山~蛇骨岳を車坂峠から

浅間山は三重の成層火山。第一は黒斑山、牙山(第一外輪山)、第二は西の前掛山と東の前掛山(第二外輪山)、前掛山の間に現在の「釜山」(中央火口丘)ができた。有史以来、たびたび噴火を繰り返してきた。江戸時代(1783年)「天明の大噴火」で犠牲者1600人と気候変動に影響を与えた。日本のポンペイ「鎌原観音堂」は観音菩薩を祀り噴火を語り継いでいる。「鬼押出し園」は、すさまじい溶岩流が展示され噴火を物語る施設として開園されている。
2019年8月25日、小規模噴火で降灰が確認。火口周辺警報(噴火警戒レベル3(入山規制))が発表され約4㎞の火口周辺規制で入山が規制された。
2021年8月6日、噴火警戒「レベル1」に引き下げ。火口付近の前掛山まで登れた。
2023年3月23日、噴火警戒「レベル2」に引き上げ。約2㎞の火口周辺規制で「賽の河原」から「前掛山」まで立入禁止。現在の最高地点「黒斑山」2404mが山頂とみなされるが、火口にもっと近い蛇骨岳(2366m)まで。このルートは標高差431mと少ないが、アップダウンがある。浅間山の壮大な山容に感動。白い噴煙をあげていた。高峰高原のカラマツ林の紅葉はこれから。朝8時に濃霧で視界不良だったため、この時間からの山行となった。

車坂峠 10時30分 《中ルート》 槍ヶ鞘 11時50分 トーミの頭 12時10分 黒斑山 12時30分 蛇骨岳 13時10分~30分
黒斑山 14時10分 トーミの頭 14時30分 《表ルート》 車坂峠 15時30分

車坂峠 1973m 登山口 例年、チェリーパークラインが4月下旬から11月15日まで開通。高峰高原ビジターセンター レストラン併設の情報施設。登山届の提出が可能。
槍ヶ鞘 2294m 手前にシェルターがありそこを超えると浅間山がドドーンと顔を出す。「トーミの頭」が左側に見えるが、そんな急坂ではない。
トーミの頭 2320m 迫力の浅間山を遠望できる。ここまでで充分。ここから先、黒斑山や蛇骨岳などの尾根沿いは快適。樹林帯に入らないかぎりずっと浅間山がみられる。
黒斑山 2404m 現在の浅間山の登れる最高地点。山頂は狭い。樹林帯からみえる浅間山。黒斑山から蛇骨岳へは小さなアップダウン。
蛇骨岳 2366m 浅間山に最接近した地点の一つ。先に仙人岳、Jバンド、鋸岳があるが、大きすぎて写真に入らない。Jバンドからは崖下の岩道があり賽の河原に出られる。

ハプニング、5年以上履いていた夏靴のアウトソールが蛇骨岳から下山時に剥がれた。それも右側が一部、ペロンペロンで不安定。しばらくして左側が全部剥がれる。滑り止めは効かない。このコースはザレた道が多く滑る岩が少ないので大丈夫だった。ソールを修理するか、夏靴を購入するか。しかし同じ日に、左右とも剥がれるなんて。おかげで次の日の
唐松岳は、スノーブーツを試す事になった。

蛇骨岳から 浅間山に最接近した地点の一つで岩稜。先に仙人岳、Jバンド、鋸岳があるが、大きすぎて写真に入らない。Jバンドからは崖下の岩道があり賽の河原に出られる。

落葉松の紅葉はこれから

ビジターセンターに登山届の書式があり、提出ができる。

往きはここから。帰りはビジターセンターの下に出られた。

槍ヶ鞘の手前にシェルターがある。

「槍ヶ鞘」浅間山がドドーンと顔を出す。「トーミの頭」が左側にあるが、そんな急坂ではない。

「トーミの頭」迫力の浅間山を遠望。ここから先、黒斑山や蛇骨岳などの尾根沿いの道は快適。樹林帯に入らないかぎりずっと浅間山がみられる。

黒斑山から 現在の浅間山の登れる最高地点。山頂は狭い。樹林帯からみえる浅間山。黒斑山から蛇骨岳へは小さなアップダウン。

蛇骨岳から 尾根沿いのピークの一つで岩稜。ここからは、仙人岳、Jバンド、鋸岳が先端。手前のJバンドから賽の河原に降りることができるが、岩道なので注意。

浅間山の山容。左奥の火口から噴煙があがっている。横切る線は、前掛山への登山道。以前、登ったが、砂がめりこむ強風が吹く厳しい道。
黄色や青は、落葉松の森。浅間山は、積雪の時期には「ガトーショコラ」と呼ばれ親しまれている。


「リラ・クラシック」2023.10.21(土)7:00「チャイコフスキー」vol.121


2023/10/21(土)7:00「リラ・クラシック」は、クラシック音楽でリラックスする60分。第3週・第5週 パーソナリティ マコルネがお届けします。
【ネットラジオ(リアルタイム配信)で視聴可】https://www.jcbasimul.com/radio/1302/

【曲予定】チャイコフスキー/バレエ音楽「白鳥の湖」から「情景」、「くるみ割り人形」から「花のワルツ」、「こんぺい糖の踊り」、「四季」から「トロイカ」、「なつかしい土地の思い出」作品42、序曲「1812年」

【コラム】ロシアがウクライナに対して特別軍事作戦をはじめた2022年2月24日以降、ウクライナは度々、攻撃を受け命の危険にさらされている。一般市民への攻撃は国際法上の違法であり、厳しく問われなければならない。2023年8月現在の死者、ウクライナ軍 7万人、ロシア軍 12万人。一般市民は1万人を超えている。
チャイコフスキーをとりあげるのは、複雑な心境である。しかし、チャイコフスキーの音楽をしばらく聴いていないとその存在に気づかされる。チャイコフスキーは妹がウクライナに嫁いでいてたびたび訪れた。バレエ「白鳥の湖」は、姪っ子のために小さなバレエ音楽を書いたところからきっかけが生まれている。大序曲「1812年」も議論の渦中にある曲。誤解されてはいけない。戦争を賛美してはならないのは当然です。が、音楽は政治に左右される事はないはずです。国境を越えて共感できる芸術だから。1812年に、ロシア帝国が大陸封鎖令を守らないことを理由にフランス帝国のナポレオン1世がロシアに侵攻し、敗北、退却するまでの紛争の人々の様々な感情を表しています。70年目にして救世主ハリストス大聖堂完成の記念式典のために依頼を受け作曲されたもの。

御宝田遊水池 白鳥の降り立つ地で 3000羽が北の国から飛翔する。


四柱神社「天之御中主神」


四柱神社(よはしらじんじゃ)「天之御中主神」アメノミナカヌシノカミ

「古事記(712年)」日本神話で一番最初の【天地開闢】に登場する「天之御中主神」「高皇産霊神」「神皇産霊神」【造化三神】と天照大神を祀る社。すぐに身をお隠しになられた。至高の神様とされるが、それ以上の記述がない。ヤハウェのような概念的な神であるのだろうか。ちょっと違うのは、宇宙も地球も最初からあったとされる事。
中国では「妙見信仰」として北極星が「天帝」とされ北を司る絶対的な信仰を集めた。天帝というと、七夕信仰もその一つ。地上では天帝から命を受けた王が正しい政をするために、星を観測し占いをする陰陽師が重要な役割を担った。日本へは陰陽五行道が飛鳥時代に伝わったとされ、平安時代後期、日本独自の陰陽五行説と発展する。伊香保温泉に「北辰鎮宅霊符尊」の碑文があり裏には「高野山大師教会」が刻まれていた。これは火災除けとして昭和時代に建てられたものらしい。「日本書紀(720年)」や平安時代の「延喜式神名帳(927年)」に祭神にも登場せず。能勢妙見山では、平安時代(986年)に「鎮宅霊符神像」を遷座したとある。道教、密教、陰陽道の神「妙見菩薩」として信仰された。鎌倉時代、伊勢神道ではご祭神の豊受大神(伊勢神宮外宮)を天之御中主神と同一視し、外宮の優位が主張された。江戸時代、国学者の平田篤胤は「古道大元顕幽分属図」を著し万物の創造神として「天乃御中主神」の存在を知らせた。明治時代、神仏分離令がだされ妙見菩薩が名乗れなくなり「天之御中主神」に改められた。

明治時代(1872年)、国民に対して尊皇愛国思想の教化(大教宣布)するための機関が大教院として開かれる。祭神とされ、松本に神道中教院が設立された際に、四柱が奉斎された。大正13年、現在地に再建された。

天照大神や須佐之男命、伊邪那岐命、伊邪那美命、大国主命は、祭神として祀られている事が多い。
造化三神や宇摩志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこぢのかみ)天之常立神(あめのとこたちのかみ)の二柱を含む 別天津神五柱は、日本神話の最初に登場する重要な神様。

天之御中主神は「神様の神様」高皇産霊神は「物事を結ぶ神様」神皇産霊神は「人を結ぶ神様」天照大神は「縁を結ぶ神様」

 

 

平日だが、人手が絶えずある。縄手通りや女鳥羽川の畔で、松本市の中心にある街区で隣に田立屋がある。


2023.10.12(木)13:00「おきがるタイム」FM816 vol.253


2023.10.12(木)13:00「マコルネのおきがるタイム」シャンソン・昭和歌謡・アコーディオン FM816 パーソナリティ マコルネがお届けします。
【ネットラジオ(リアルタイム配信)アプリなしで視聴】https://www.jcbasimul.com/radio/1302/

【予定曲】COSMOS オクトーバープレリュード 明日は月の上で 黄昏のビギン 10月のハンカチ 月のしずく いい日旅立ち 雨降りお月 十五夜お月さん 買い物ブギ 学生時代 Stand Alone 森麻季

【コラム】10月に入り、遅めの「衣替え」となりました。10月6日、東日本、標高の高いところ(白馬・志賀高原・上高地など)で初雪、積雪です。11月下旬の晩秋の天気で急すぎます。温度差に注意が必要です。スペシャル大河ドラマ「坂の上の雲」司馬遼太郎 のエンディング背景【船越の頭】(標高2612m)から白馬蓮華岳、白馬岳方面の稜線。
生誕100年 ノンフィクション作家として、小説「竜馬がゆく」「街道をゆく」などよく知られている。白馬大池(標高2379m)からの雷鳥坂には国の特別記念物「ライチョウ」に出逢えた。国内に2000羽、絶滅危惧種に指定。登山ルート:白馬蓮華温泉ロッジから白馬大池経由で往き5時間帰り3時間30分。


敬老「デイサービス」演奏2023.9.25


敬老「デイサービス」演奏2023.9.25

9月24日、佳子様が新型コロナに感染された。特に気をつけてらしたが、それでも。感染力が強くなっている事や、免疫が低下していたのか、周囲がマスクをしなくなったので。大変だと思います。お大事にされてください。

で、マスクについては賛否あります。5類移行したが、病原菌はなくならないから。基礎疾患や高齢者は、守られるべきです。病院は大変で、補助金減らされ病床数を減らしたが、爆発的に増えれば、診療ができなくなる。

以前なら、行事を中止、学級閉鎖、職場の課の事業停止(消毒を行う等)だった。法律による外出自粛があった。今は、個人的に控えてもらい休んでもらう。医者の話では、病原菌の潜在期間は10日ほどと言う。その間は、倦怠感もある。その後、3週間ほどかけてゼロに近づくらしい。公務員として5日間の隔離期間。だが、先日、福岡県の高校でインフルエンザ感染者の疑いで100名を超え、大量欠席の事態となり休校の措置がとられた。民間なら、多少熱があっても受診せずに出勤し、事後で市販薬で対処している場合があると聞く。実際、医院でもゾコーバやカロナールなどの薬は出されるが、それ以外の薬はない。対処療法だから。

2023年5月10日、新型コロナ感染対策が5類移行。厚労省は定点把握のデータを集計し、モニタリングしている。マスコミは感染者数の進捗を取り上げなくなった。規制されているのだろう。ただ、最近増えているインフルエンザ感染者の増大については、各社が取り上げているが、感染者数に驚かされているわけではない。
2022年の死者は36000人でインフルエンザの死者3000人と比べると12倍に及ぶ事で怖い病気である事は間違いない。9月11日~17日の1週間で全国で86000人の感染報告が。これは、冬場、大規模に発生する兆しではないだろうか。ここでは、厚労省のデータをしっかりと見ることが大切。

例) 6月2日(5月22日~28日)全国で17000人余りが感染報告。(2400人/1日) 9月22日(9月11日~17日)全国で86000人余りが感染報告。
平均 12000人/1日。東京で6800人 970人/1日。報告があったものだけで、これだけなので 実際はもっと多い。

「敬老の日、敬老週間」が、薄れているように思う。一つは「ハッピーマンデー」制度により連休日扱い。もう一つは、敬老の日の行事が減っている。何とも。それは、65歳以上の「老人」は3627万人で全体の29.2%。70歳以上の前期高齢者が2872万人、75歳以上の後期高齢者は1937万人。特に、70歳以上が昨年の2833万人から39万人増加している。
敬老の日の設定が提唱された1950年代の人口は8000万人で、65歳以上が410万人と全体の4.9%。人口のピークが2010年の12806万人で 65歳以上が2948万人で全体の23%。
敬老の日の「お祝い金」の額の減額や廃止が広がっている。

さて、定期的にうかがっている施設。2007年頃から。施設が出来てから20年以上になり、ケアマネージャーさんが知る。今回も小1時間、10数曲を演奏しました。

 

 

 


米子大瀑布(標高1450m)


米子大瀑布(標高1450m)

日本の滝100選の一つ。根子岳と四阿山をそれぞれの源流に、轟音をたてて流れ落ちる不動滝と権現滝。米子川から千曲川へ流れる。千曲川は新潟県では信濃川となりこれは日本一長い川で日本海へ流れ出る。長野県須坂市から約40分。亀倉神社を経て12㎞林道を入っていく。ところどころ待避所がある道だが対向が難しい。携帯は圏外になるので注意。

2019年、崩落があり通行止めだったが、2023年5月より通行できるようになった。紅葉シーズンの週末はマイカー規制がしかれていて、専用バスで駐車場まで入る。

きれいなトイレの設備のある駐車場(1300m)に案内地図。トレッキングで一周3㎞、2時間(標高差150m)。不動堂奥之院の後の道が険しい。
不動堂奥之院があり剣がささっている。不動滝は滝下まで寄れるが、権現の滝は、遠くから見る感じ。

   

「権現の滝」は少しだけ。険しい道だったのでそれ以上行かなかった。

森を守る動物と遭遇。これはキジのメスかな。