Year: 2015年

宇陀松山夢街道~町なみライトアップ~ コンサート出演 完 8/29 


宇陀松山夢街道~町なみライトアップ~ コンサートに出演しました。
今日はあいにくの雨 道の駅駐車場にとめてから まちなみを歩いてゆく。
きれいな木造の町屋など 松山重伝建地区という。商家町 城跡 灯
今年 はじめて ライトアップイベントを企画したとか そうは思えない。街並みがしっくりと 夏の夜 あるいていてほっとする。ここでコンサートがあり 出演させていただいた。昨年は 道の駅でしたが 雨だったので
石景庵さん おしゃれな空間で そこの2Fのスペースで行われた。ウクレレや二胡 私 最後は、「うたの笛物語さん」で締めくくった。 私の演奏では おじさまに 昔の音楽を演奏し、喜んでいただいたと思う。

宇陀松山夢街道
日時 平成27年8月27日(木)~29日(土)
午後6時~午後9時
場所 奈良県宇陀市大宇陀 宇陀松山重伝建地区

町並みライトアップ 27日(木)~29日(土) 宇陀松山重伝建地区
ほんのりあんどん 28日(金)・29日(土) うだアニマルパーク・あきののゆ
賑わいイベント   29日(土) 宇陀松山重伝建地区

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シューベルト 即興曲作品90-3 


スケートで町田樹さんが使用した。シューベルト 即興曲作品90-3。今井顕氏の演奏が使われたとか。

シューベルト 30歳の時。この曲には 季節があらわれる。秋から 冬 冬から春 時間を超え 春から冬に戻り めぐる。1827年 3月26日 ベートーヴェンが亡くなり 葬儀に参列。ベートーヴェンとは一度だけ逢ったよう。「歌曲の王」はいうまでもないが 歌劇で人気を得るのは難しかった。当時 イタリアオペラが流行 ロッシーニの人気が高かった。

まさか 自分が この翌年に亡くなるとは思っていなかった。しかし ショパンの晩年もそうであるように。シューベルトの30歳の年 曲の構成に ファンタジーが溢れ出ている。今までにないような 形式から 拘りもしないファンタジー。2台のピアノための幻想曲ヘ短調 D940 はシンフォニック。バッハの対位法を駆使した事や ベートーヴェンのソナタを越えようとした30分以上を要する作品。傑作に値する。また、ピアノソナタ21番が作曲されている。今までの どの作品よりも 繊細で柔らかい響きに変わっている。2年前の作風と何かが違う。

人生の旅を 思うと「冬の旅」水辺に漂う 一枚の葉っぱ 新しい生命 羽ばたいていく。
この音楽 心の耳で聴き 弾く時、木の葉を揺らすような音にも気配りを。
柔らかさを持って鍵盤に触れてみてください。

さて、シューベルトで見逃してはならないものに 転調や経過部。動機が続くので 見落としがちなのだが、「色」の移り変わり。音型のまま変容していく 様相をみせる。

即興曲は 自由のままに書いた ファンタジー。この3番は 「無言歌」ともいうべき作品。
2分の4拍子は 珍しい。息がながい。しかも、3連符 は 揺れる楽想なので その表現をイメージ。左手は重要ですが あまり主張しないて 全体の響きを考えて 浮かび上がるように。内声は 鍵盤を深く押さえない ハーフタッチ ペダルの効用も考えて。バスと メロディーとのバランスが大切。

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こういう曲は ウィーンの名器 ベーゼンドルファーが相応しい。

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これが 最初の2小節 滑らか 穏やかな 音の動き
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少し動いて 表情豊かに しかし 自制することも

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マイナー(変ホ短調)に入る。シューベルトの憂いが
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再び 哀愁が よぎる ここは左手(バスを響かせて)

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再び 長調に戻る コーダは この曲が sotto voce のような表情がうかがえる
テンポを緩めるというより 消え入るように最後の音につなぐ

シューベルトの曲は長大だというが 時間を超越した曲 聴いたあとに残るものの方を大切にしたい。

ホロヴィッツのシューベルト 即興曲第3番 こんな穏やかな演奏 素晴らしい。


平湯温泉 


「乗鞍岳のご来光」肩の小屋 経由 頂上へ登った後 帰り「平湯神社」に立ち寄る 隣 平湯民族館 築二百年の茅葺 足湯 露天風呂あり・・・ほっこり(^.^)
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第2回ユニットコンサート 完 8/30


全関西アコーディオン協会主催 第2回ユニットコンサートがあった。

5組のユニットが登場 熱い演奏を聴かせてくれた。2000円(ワンドリンク + ワンフード付)2時間半たっぷりと愉しんだ。会場は150名以上の聴衆で埋め尽くされた。アコーディオンの多様性

ホットな ユニットが登場
第1部 アコーディオン3人 プチ・アルマ 竹内瞳 辻直子 羽根嘉奈子
第2部 アコーディオン&ギター テノール ふじかわ健 馬田諭
第3部 アコーディオン&フルート 杉村寿治 兵頭眞規子
第4部 アコーディオン3人 YMOトリオ 吉田親家 丸尾知子 小野寺彩香
第5部 アコーディオン&アコーディオンアコーディオン&ピアニカ
アコーディオン&ダンス アコーディオン&パーカッション
アコーディオン&ピアノ すずきのぶこ&みかこ

私は 司会 進行 撮影 音響を担当させていただきました。「司会 いいぞ」 というお声をいただきました。
あまり 無駄な事は話していないつもりなのですが。今度は演奏で出演する予定でおります。

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9/6(日)関東アコーディオン演奏交流会


27年も前から続いている「関東アコ」 関西では「ビバアコーディオン」が29回。関東アコは、演奏向上をめざし 交流を深めるイベントです。今回は 独奏が審査されます。楽曲を審査員が審査し 入賞者を表彰するというもの。会場は 北区滝野川会館 東京都北区西ケ原1丁目23−3 参加協力券 1000円

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詳しくは 関東アコ

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アコーディオン公開レッスン 9月13日(日)


「アコーディオン 公開レッスン シリーズ」9月13日(日)10時~16時30分
東京労音会館R’s(アールズ)アートコート 新宿区大久保1-9-10 新大久保駅より徒歩8分 03-5273-0806 講師:御喜美江氏(アコーディオニスト ドイツ・フォルクヴァンク芸術大学副学長)

受講者の曲目一覧 人生のメリーゴーランド シシリエンヌ(フォーレ) トリンファル(ピアソラ) プレリュディオ(ヴォルピ) 黒い瞳(ロシア民謡)ノヴィタンゴ(ピアソラ)Imagens de Pac-chen より (フェレイラ)
聴講料 4000円 会員 3500円

音づくりの基本が大切なアコーディオン 受講されているうち みるみるうちに表現が変わっていきます 聴講でプラスアルファになると確信できることでしょう。問:事務局 03-5909-3187

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飛騨高山 まちなみ


岐阜県高山市 「飛騨高山」 私のイメージだと 下呂温泉 郡上八幡 の先 乗鞍岳の岐阜県側 富山の一部と併せて 「飛騨」と呼ばれている ・・・合併により 東京都より大きい市となった。

高山へは 東海北陸道を使う。東海北陸道の 一宮西は 出口のみ(名神高速なので 注意)その一つ先の 尾西(びさい)ICから直通 150km程度 飛騨清見ICまで その後 高山ICまで 無料区間 で市内に入る。
更に 高山ICからは 松本市に向けて 国道158号が縦貫していて 夏山 スキー場 登山道など ほおのき平 あかんだな駐車場 鍋平高原・・・この通りを拠点とする。
名神方面なら 一宮IC 東名阪なら 尾西ICから 蟹江IC または 弥富IC を周回道路を経る。

高山市内 宮川橋 鍛冶橋 など 通りを中心に きれいなまちなみ。来るたびにきれいになっている雰囲気。外国人観光客が多い。木の建物は 落ち着きがある。

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三川屋(さんがわや)地酒

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人力車、女性が車をひいていた。
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飛騨の銘酒 水が違う

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これはおしゃれな喫茶店 「手風琴」

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飛騨らーめん

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2015.9.13(日)14時~ ジョジョクラシック ブルックナー vol.103


ジョジョクラシックは、クラシック音楽でリラックスできる60分。ネットラジオ(PC) http://csra.fm/asx/hasimoto.asx スマホ タブレットは専用アプリ(TuneIn Radio)。 設定方法 http://816.fm/?page_id=71

【曲予定】 ブルックナー 交響曲第8番 ハ短調

【トピック】ブルックナー 交響曲の大家 ウィーンで育ち 敬虔なカトリックであった。オルガン奏者となり 作曲を志す。ワーグナーを尊敬した。ブラームスは ブルックナーに一目おいたようだ。
交響曲第3番はワーグナーとも呼ばれている。さて、特徴は 霧のような動機から展開して終止する。
オルガン的な和音と管楽器的な響き リズム トレモロなど。私は 交響曲第7番の第3楽章や 第8や第9などはブルックナーの中では 親しみやすい作品だと考えている。

第9交響曲は 最後は静かに終わるが、第8は メリハリが明確にされており 迫力もあり ブルックナーらしさが出ている作品としてあげたい。

https://youtu.be/zuGN1KSKmkU

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2015.9.6(日)14時~ ジョジョクラシック シューベルト vol.102


ジョジョクラシックは、クラシック音楽でリラックスできる60分。ネットラジオ(PC) http://csra.fm/asx/hasimoto.asx スマホ タブレットは専用アプリ(TuneIn Radio)。 設定方法 http://816.fm/?page_id=71

【曲予定】 シューベルト 即興曲 第3番 変ト長調 (D899) 作品90の3
交響曲第4番ハ短調 「悲劇的」 D417

【トピック】晩年の1827年頃に作曲したピアノ独奏曲。即興曲という。シューベルトのファンタジー。ピアノソナタは有機的だが この即興曲は 素朴な歌の世界があり親しまれている。

この即興曲の短調(変ホ短調)での「憂い」は、ショパンの即興曲第3番変ト長調の中間部(マイナー)にもよく似て この儚さは この調性のよるところがあるのかと。他にブラームスの間奏曲第6番変ホ短調も 独特の雰囲気を醸し出している。優しく 柔らかく 美しく 木の葉の気配を感じるように表現・・・

https://youtu.be/KkqDEh-fXVI

交響曲第4番 ハ短調 『悲劇的』D417は、1816年に作曲。 タイトルの『悲劇的』は後にシューベルト自身が付けた。1816年の4月27日に完成されているが、1815年の9月頃から着手していた。私的な初演はオットー・ハトヴィヒが指揮するアマチュアの私設のオーケストラによって、ハトヴィヒ家のコンサートで行なわれたと考えられている。公開初演はシューベルトの死後20年以上を経た1849年11月19日に、ライプツィヒでリチウスの指揮によって行なわれた。ベートーヴェンを強く意識していた事が窺える。

第1楽章 Adagio molt – Allegro vivace
ハ短調、4分の3拍子、序奏付きのソナタ形式(提示部リピート付き)。第1主題は導入部ですでに暗示されており、悲愴感を帯びたものである。第2主題も弦により提示され、転調を繰り返してコデッタに至る。展開部はシューベルトの交響曲らしく非常に短く、序奏の後変ロ短調で第1主題が繰り返されるシンプルなもので、すぐに再現部に入る。型通りの再現の後、短いコーダで華々しく終わる。

第2楽章 Andante
変イ長調、4分の2拍子、ロンド形式 主要主題は4つの即興曲D935作品142の第2曲のものとほぼ同じ。副主題はヘ短調で、第1楽章の第1主題に由来する。最後に第1主題の動機に基づく短めのコーダが続く。

第3楽章 Menuetto. Allegro vivace
スケルツォ風のメヌエット。変ホ長調、4分の3拍子。トリオは第1楽章の第1主題に基づく。

第4楽章 Allegro
ハ短調、2分の2拍子、ソナタ形式(提示部リピート付き)。4小節の序奏の後に、第1主題がヴァイオリンで提示される。第2主題は変ホ長調で、軽快に提示される。展開部からコーダへ 明るく堂々と結ぶ。

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シューベルティアーデ シューベルトを囲む仲間たち

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シューベルトの生家 ウィーン郊外にある ピアノ


乗鞍岳 ご来光 2015


毎年 7月~9月は 信州に出かけるようにしている。それは 自然 アルプスが ここにしかないこと。そう思って 訪れる事にした。冬は厳寒なのは承知のこと。私たちの都市生活にない 自然の営みを体験できる。高山植物 景色(ダイナミックな山 雲海)

特にご来光 富士山 お正月に見られる人もいるかと思う。雪山 自然を侮ってはいけない。乗鞍 かつての火山 有史以来噴火はない。が、その切り立った山に 土砂がごろごろしている風景の中にお花畑があり 潤いをあたえている。100万年以上前につくられたという。

昨年は 台風一過の日にいったので 風も穏やかで 天気も晴れ とてもいいご来光だったと地元の方は語ってくれた。一年の4分の1くらいが晴れだから それ以外は見えないよと。(あの日の翌日 御嶽山が噴火した 1週間前に 水蒸気が噴出している動画を見たと言う情報が反映されていたなら・・・どうして入山禁止がでなかったのか不思議でならない)

今回は・・・
台風が 数日前に去ったが 大気の不安定な状態がまだ残っている。北からの冷たい風と南からの湿った気流がぶつかるところでは豪雨にみまわれている。実際 行き先で 大雨で視界が悪くなっていた。
天気予報は参考になる 午前9時までがベスト・・・ 午後3時以降は雨が降る。
午後は考えていない。特有のガスがでて霞み視界が悪くなることはわかっているから。

山の天気予報と 気象庁の噴火情報を事前にチェック、ご来光はおがめるが風が強く 朝方だけ見られると思った方がよい。さて、ご来光の写真はこちら。

気温は8度 夏山でも 標高2700m以上 頂上は3000mだから 冬の格好は当然のこと。10月~5月は氷点下 凍死することもある。畳平 から まずは魔王岳 2761m 時間はそんなにかからない。
石がごろごろしている。ここから エコーライン 大黒岳をめざす 途中 背に富士見岳をみる。陽が昇る・・・
写真を構えていた人がたくさんいた。そして 日の出前 赤外線で きれいに撮れている。

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ご来光 地平線の彼方から 一日のはじまり 時刻5時すぎ

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ご来光をおがむために 大黒岳 2772m からの眺め 風が冷たい

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ここでは 日の出から 雲海を眺める 遮るものは何もないので 眺望スポット。

 

雲海に山の頂上が顔を出す 峰の数々。言葉で表現できない美しさ。

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ここから 剣ヶ峰 3026mを登るために 肩の小屋に向かう 途中 コロナ観測所を見てとおる

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肩の小屋 ここから 剣ヶ峰 (左側) 朝日岳 (右側) 。朝日岳から稜線をたどり 最後の頂上をめざす。

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霞んでいて 視界が悪い。

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それでも頂上を目指す人たち 天気のよい時は こんな感じ

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朝日岳から稜線を通り 頂上 3016m 剣ヶ峰をみる

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ごつごつした岩山 登山道は整備されており 特段 難しいようなところはなかった。

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